廣瀬隆太に手渡された6枚の資料と「自分で考えなさい」 記された成長の証と1軍の壁を破る鍵

  • 記者:飯田航平
    2026.08.03
  • 2軍
廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】
廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】

データが示した「課題と言えるところがないくらいの成績」

 手渡された6枚の紙には、データが裏づけた確かな成長と期待が込められていた。7月19日に1軍登録を抹消された廣瀬隆太内野手は、2軍でひたむきにバットを振り続けている。「状態はいいと思います」と語る背番号33は、降格後も19打数7安打と好調を維持。今季のファームでは打率.306をマークしている。

 降格時に首脳陣から「とにかくバッティングの状態を上げてくれ」と告げられたという廣瀬。これまでの昇格時は主力選手の負傷に伴うものが多く、ある程度の打席数を与えられていたが、今季は限られたチャンスで結果を求められる厳しい立場にある。「結果が出ないと使ってもらえない」。廣瀬自身、そのシビアな環境ならではの難しさを痛感していた。

 そんな中、廣瀬は2軍の舞台で結果を残し続けている。自身が感じている確かなレベルアップは、感覚だけのものではなく、データにも如実に表れていた。25歳が手渡されたのは、現在の進化とこれからの課題を明確に裏付ける資料。そこには、過去の自分との“違い”が記されていた。そのデータの正体とは何なのか。そして、なぜ廣瀬だけに渡されたのか――。1軍の壁を打ち破るために見据える「次なる課題」が明らかになった。

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この先で分かる3つのこと

・スタッフが明かす廣瀬の過去の壁を破るための真の狙い
・「それってほとんどいない」データが示す廣瀬の進化
・廣瀬が吐露した、1軍の限られたチャンスでの深い葛藤

数字が証明する「進化」とコーディネーターの思い

廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】
廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】

三振減少と長打率アップ…「2軍では及第点」

廣瀬隆太【写真:栗木一考】
廣瀬隆太【写真:栗木一考】

限られたチャンスでの葛藤

(飯田航平 / Kohei Iida)

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