“前半戦”を貯金15で折り返し 大量得点で大勝も小久保監督はピシャリ「先発投手の整備がない限り…」

  • 記者:飯田航平
    2026.07.01
  • 1軍
前田悠伍とハイタッチする小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
前田悠伍とハイタッチする小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

先発・前田悠伍は無傷の6勝目

 ソフトバンクは1日、2位・西武との首位攻防戦(みずほPayPayドーム)に11-0で快勝した。貯金を今季最多の15とし、ゲーム差を1に広げた。先発の前田悠伍投手は7回無失点と快投。許した安打はわずか3本で、走者を出しても要所を締めるピッチングで無傷の6勝目をマークした。8回以降は中村稔弥投手、大竹風雅投手とバトンをつないだ。

 打線は初回、正木智也外野手が10号先頭打者アーチ。自身初となる2桁本塁打で流れを呼び込むと、栗原陵矢内野手もキャリアハイとなる22号2ランで幸先よく3点を先制した。その後も柳田悠岐外野手に9号ソロ、近藤健介外野手に18号ソロが飛び出すなど、大量11安打。7月の初戦を白星で飾った。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督は、好投した前田悠に期待を込めた注文を口にした。また、佐々木麟太郎選手とのやり取りも明かした。指揮官の一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

無失点で大勝もピシャリ!指揮官が指摘した前田悠の課題
打撃絶好調の4番・栗原と指揮官が裏で交わした会話
初対面の佐々木麟太郎に小久保監督が思わず驚いたこと
打線が11得点。現在の状態をどう見ている?
「打線の状態というか、今日に関しては初回のホームラン2本が決定的というか。優位に試合を運ぶ要因になったと思います」
本塁打が4本。2試合連続で本塁打を放った栗原選手は4番として頼もしい。
「そうですね。(シーズンが)ちょうど折り返しくらいでね(72試合を消化)。単純に考えれば40本程度いくと思いますんで。目標高くやってほしいなと思います」
先発の前田悠投手が7回3安打無失点。
「セット(ポジション)に課題があるのは、今日もはっきり見えていました。まだ伸びしろがあるなと思いますし、あの5回のフォアボールも含めて隙は見えたので。また伸びしろがあるなと」
7回を投げて98球。続投という考えは?
「もうなかったですね。今日はあまり状態が良くなかったので。あまり悪いフォームで投げさせても、というところで」
首位争いをしている西武に2連勝。
「今日はもう終わったことなんでね。2つ勝ったので3つ目という思いで、明日の試合に入りたいですね」
前田悠投手が無失点。
「前回の方がよかったでしょう」
初回から得点を重ねた。
「あまり言わんときますか。正木のホームラン、その後も追加点を奪えたので。連戦中で先発を簡単には下ろせない中で、打者が集中力を切らさなかったのが良かった」
栗原選手の状態をどう見ている?
「練習からずっと一緒。微調整はありますけど、ブレずにやっていますけどね。そこは彼とは話をしました」
佐々木麟太郎選手が観戦していた。
「会いましたよ。『初めまして。甲子園では見ていました』と言いました。21歳であんなに受け答えができて、自分の思考を整理した言葉で驚きました」
貯金が15に。
「そこは考えていない。その日の試合を必死にやってきているので。勝ちパターンは戦い方が作れているけど、課題の先発投手の整備がない限りいけませんので」
北斗投手が支配下登録。
「ファームで一番推薦できるというところです」
近いうちに登板がある?
「育成から支配下に上げているので、そうじゃないですか」

(飯田航平 / Kohei Iida)