岩崎峻典と藤田悠太郎が“ぶつかり合った”完封劇 コーチも止めるほどの衝突…「ケンカにもなりますよね」  

  • 記者:飯田航平
    2026.06.28
  • 2軍
藤田悠太郎(左)と岩崎峻典【写真:竹村岳】
藤田悠太郎(左)と岩崎峻典【写真:竹村岳】

“首振りまくり”の先に掴んだ完封劇

 ベンチで醸し出す2人の空気は想像以上にヒリヒリとしていた。19日にマツダスタジアムで行われたファーム・リーグ広島戦。先発マウンドに上がった岩崎峻典投手は見事な完封勝利を収めたが、その舞台裏ではバッテリーを組んだ藤田悠太郎捕手と、毎イニングのように激しい意見をぶつけ合っていた。

「まぁ……。ケンカにもなりますよね」

 ファームだからこそ、現状に甘んじることなく、互いのプライドと根拠をぶつけ合う2人。その姿には、確かな熱量が宿る。イニングを終えてベンチに戻ろうとする岩崎は、藤田に向かって厳しいジェスチャーを交えて主張をぶつけた。一方で、マスクを被る21歳も黙ってはいない。「僕はこう思ったから、要求したんです」と自らの配球の意図を食い下がるように説明する。

 見かねた小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)や高谷裕亮2軍バッテリーコーチが間に入り、双方の意見を整理しなければならないほどだった。なぜ完封ペースで相手打線を抑え込みながらも、毎イニングぶつかり合ったのか――。その根底には、バッテリーとしての理想像を追い求める、若き2人の思いが隠されていた。

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この先で分かる3つのこと

・藤田のサインに岩崎が首を振り続けた「本当の理由」
・衝突する2人を完封へと導いた、コーチの「一言」
・去年まであった「2人の壁」を打ち破った、ある変化

妥協を許さない右腕の姿勢

昨年まであった2人の壁…「難しかった」

(飯田航平 / Kohei Iida)

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