山川穂高を含め3失策、斉藤和巳監督が苦言 10失点の大敗「人生がかかっている」

  • 記者:竹村岳
    2026.06.27
  • 2軍
降板する小林樹斗とマウンドでボールを受け取った斉藤和巳2軍監督【写真:竹村岳】
降板する小林樹斗とマウンドでボールを受け取った斉藤和巳2軍監督【写真:竹村岳】

3失策10失点で大敗…初回に山川のミスから先制点を献上

 ソフトバンクの2軍は27日、ファーム・リーグのオイシックス戦(タマスタ筑後)に2-10で敗戦した。先発した小林樹斗投手は5回と0/3を投げて8失点を喫した。2番手の張峻瑋投手も2失点の内容。3番手の大山凌投手は2回を無失点に抑えた。

 打線は2回に秋広優人内野手が右中間を破る適時三塁打。3回には中村晃内野手が中前適時打を放ったが、その後は追加点を奪えなかった。試合後に取材対応した斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。山川穂高内野手も含め、3失策した野手陣のミスについて苦言を呈した。

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この先で分かる3つのこと

・将来のエース候補・張峻瑋に指揮官が突きつけた課題とは
・ベテラン山川の失策に監督が放った「重い言葉」の真意とは
・ミスに動揺した小林樹斗に斉藤監督が投げた厳しい言葉とは
張峻瑋投手はどのような投手?
「能力が高いのは誰が見ても分かるけど、まだ目一杯投げるだけのピッチングしかできていない。誰しもに当てはまることだけど、あとは細かいところ。ゾーンで勝負していくのは、まずできないといけないところであって、それは少しずつできるようにはなってきたかなと思う。ただそれだけではピッチングにならないので。今後、上のレベルでやるうえで、大事なのはそういう中でどれだけピッチングができるかというところ」
今日はミスが目立つ展開だった。
「基本的にミスが出るとね……。初めのエラー2つは失点に繋がっているわけで、それが試合展開を大きく変えたということと、送球エラーなどで無駄な進塁をさせていく。1年間やっているとミスはつきものだけど、じゃあそれが防げるか防げないかというところは、しっかり選手は感じないといけない。1つ目のミスは、ベテランの山川のミスであって、2軍に来てからもミスは何回かあるんでね。若い選手が多いし、今日は育成の小林が投げているので、そういったところはきっちりやってもらいたいなと。一生懸命やったプレーではあると思うけれど、みんな人生がかかっているので」
ファームだからこそというのもあるかもしれないが、こういう試合から選手は学ばないといけない?
「そうね。ミスはあるので、そこをどれだけみんなでカバーできるか。ピッチャーもミスをされたからといって、脆かったらアカンし、そこで耐えられるピッチャーは、バッターの救いになる。持ちつ持たれつだから。こういう試合、展開になると、いろんなミスが浮き彫りになってくるので。そこばかりに目を向けるわけではないけど、そこは我々も含めてしっかり見ないといけない部分ではあるかなと」
小林投手はこれまでいいアピールもあったと思うが、今日は連打を浴びた。
「立ち上がりは良かったんだけどね。4回か。逆転した後、捉えられたのが4回。自分のミスも含めて、その後の姿が良くなかったなと。それはボールにも影響しているようにも感じたので。ピッチャーのエラーはこういう展開になるので、本人も動揺したでしょうし、もうミスなのでね。ピッチャーの守備は基本的には10割近い確率でできるものなので、特にピッチャーはそれぐらいの気持ちでやっていないと、自分に全部跳ね返ってくる。ただ、さっきも言ったようにミスは出るので、その後にどう切り替えられるかというのも大事。今日に関してはうまく切り替えられずに、ズルズルいってしまったなと。今日は真っすぐが、出だしは強くていいなということをベンチでみんなで言っていたので、そう考えると、もったいないなと。足を引っ張られた部分ももちろんあるけれど、凄くもったいないなという感じはしますけどね」
以前は変化球の使い方や球種の話もされていた。
「引き続き課題の部分ね。やっぱり変化球、曲がり球も含めて、全体的なところで。投球フォーム的なところでも、少し緩んでしまうところもあるので。そうなるとなかなか。空振りを取ったり、カウントを取ったりというのも、もちろんできているシーンもあるけれど、じゃあ長いイニングを投げる上で、それが通用するかとなると苦しくなってくる。真っすぐのスピードが落ちたり、強さが落ちたりすると、なかなかそこの反応も変わってきたりもするので。引き続き課題として見ていますけどね」
ミスが重なった試合。
「中盤まで、ミスが出ての失点なので。そうなると、なかなか簡単に追いつかせてはくれない。これをいい教訓にするしかないし、こういう時もある、と切り替えて次は同じようなことが起こらないようにしないといけない。それはもう各々がしっかり考えないといけない」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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