評価上昇中の北斗に見えた課題 影から見守った涙…2軍投手陣“最新情報”「めっちゃ成長した」

  • 記者:竹村岳
    2026.06.18
  • 2軍
オリックスとの3連戦に登板した相原雄太、北斗、小林樹斗(左から)【写真:栗木一考】
オリックスとの3連戦に登板した相原雄太、北斗、小林樹斗(左から)【写真:栗木一考】

オリックス戦に3連勝で首位浮上…投手陣を総括

 ソフトバンクの2軍は18日、ファーム・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に4-2で勝利した。同一カード3連勝を飾り、西地区の首位に浮上。このタイミングで、奥村政稔2軍投手コーチが3連戦で登板した投手陣について振り返った。ルーキーながらも結果を残し始めている北斗投手の評価と課題。「去年と比べてめっちゃ成長した」と大絶賛した育成右腕とは? また大山凌投手の状態についても言及した。一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

「泣きながらやりよった」影で見守った努力
「去年に比べてめっちゃ成長した」育成右腕とは?
評価が上昇中の北斗に対して語った課題

――16日に先発した北斗投手は6回2失点。
「今回は中12日だったんですけど、その前は中6日で回していた。『体がキツい』と言っていたので、中6日という点で見れば体力はまだ課題。一方で、1試合で見れば、そこそこ(試合の)後半まで球速が落ちずに投げる力はある。1つ1つの球を見ても、意外と器用ですね。課題は左バッターの被打率。1回面談というか、しっかりと話をして、『ここを頑張っていこうや』とは言いました。1軍でも、やっぱりインコースを攻めていかないとしんどくなる。ファームでは割合まで出して、徹底してやっていこうと。北斗は苦手意識があることに対してもトライする姿勢があるので、そこもいいところですね」

――相原雄太投手は18日にプロ初セーブを挙げた。
「相原はグラブサイド。左手側のコースに課題がありますね。去年だったらぼこんと抜けて、よく右バッターに当てていたので。『これを直していかないと』と言って、それも少しずつ減ってきた。けっこう頑張ってくれているし、相原は去年と比べたらめっちゃ成長したかなと思います。今日も本当は1イニングの予定だったんですけど。なかなかイメージが湧かなかったですね。2軍の2点リード、セーブシチュエーションで相原が8回と9回を投げる。『ありえん』と思っていましたけど、やっぱり信頼を獲得してきているのかなと」

――小林樹斗投手も初勝利。
「樹斗も『これ』という球が必要。球数が多かったでしょ? 徳島の時の映像を見て、成分も確認したんですけど、その時は真っすぐのホップ成分もよく出ていた。それがあれば欲しいところで空振りが取れるんですけど、今だと(コースに)散らしても当てられる。縦のホップ成分をこれくらい出そうと話していた中で、今日は2球あったかな。1球は確実にあって、空振りも取っていた。それくらいの真っすぐは投げられるピッチャーなので。スタミナはあるから、そこができれば中継ぎでも可能性はあると思います」

――17日は大山投手が2回3失点と苦しい投球だった。
「でも、そこまで(悪くない)とは思います。ちょっとしたタイミングのところ。彼の悪いところは、バッターと勝負するというよりは自分に目が行きすぎる。彼もちゃんと自分の課題をわかっているので。今はメンタルコーチもいるんだから、話しながらやっていこうやと。昨日も試合が終わってからシャドー(ピッチング)をしていて、1人でやる時間も必要だし、自分も行かなかったんですけど。後で聞いたら泣きながらやっていたと言っていたので」

――大竹風雅投手は17日の延長10回に登板。自らのフィールディングでピンチを広げていた。
「ピッチャー経験がまだ少ないので。怪我からのリハビリがあったし、(アマチュア時代も)エースだったわけじゃない。球はすごいから、まだまだ成長途中ですね。球と結果が比例していなさすぎる。マウンドスキルというか、いい球を投げるだけになってしまっている。ああいうプレー(バント処理)があった時に、どうしたらいいかわからなくなるので。そういうのはこれからも向き合っていかないと」

――津嘉山憲志郎投手も久々に2軍戦で登板した。
「津嘉山は怪我明けでもあるし、大事に。こっちから何かを言うこともないし、まだまだ3軍(管轄でもある)と言う感じ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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