海野隆司のワンプレーに「大きかった」 先発で躍動の野村勇は「まだまだ」…小久保監督コメント

  • 記者:竹村岳
    2026.06.11
  • 1軍
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

7回に牧原大成が放った適時打が決勝点に

 ソフトバンクは11日、阪神戦(みずほPayPayドーム)に3-2で勝利した。同一カード3連勝、チームは5連勝で交流戦成績は13勝2敗となった。先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手は6回途中を2失点。6回2死一、三塁のピンチで登板した津森宥紀投手が無失点で切り抜け、勝ち越しを許さなかった。3番手で登板した木村光投手が3勝目。その後は松本裕樹投手、杉山一樹投手とつないでリードを守った。

 打線は1点を追う4回に正木智也外野手が5号ソロを放ち、同点。その後もチャンスを作り、栗原陵矢内野手の中犠飛で一時勝ち越しに成功した。同点の7回には1死から野村勇内野手が中前打で出塁。2死二塁で牧原大成内野手が右前に適時打を放ち、決勝点を奪った。試合後に取材対応した小久保裕紀監督が勝因に挙げたのは、海野隆司捕手のワンプレー。先発起用した野村勇内野手の”神の手”も絶賛した。指揮官の一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

監督が最大の勝因と断言した盗塁阻止の舞台裏
先発外れた庄子について言及「疲れてきたので」
レギュラー争いで悔しさを滲ませる野村勇への評価とは
7回の攻撃をどう見ていた?
「1アウトからバントでね、牧原(大)にかなりプレッシャーがかかったと思うんですけどね。本当にナイスバッティングでしたし、あと野村勇のスライディングも本当に良かったなと思いますね」
野村選手は好走塁。チームに貢献するような仕事をしている。
「レギュラー候補として、今宮(健太)と勝負の年ということで迎えて、スタートはつまづいて悔しい思いをしているんでね。これからまだまだやってやるという気持ちじゃないですか」
阪神の伊藤投手に対し、チーム初ヒットが正木選手のホームランだった。
「いや、もうおっしゃる通りで。打者一巡目は5三振、パーペクトに抑えられていたので。その流れを変えてくれたのはあのホームランで、あの後に一気に逆転できたんですけど。カーターが6回に突如崩れたんですけど、津森があそこを本当に同点のまま帰ってきてくれたなと思いますね」
スチュワート投手の投球はどう見ていた?
「先週よりも今週の方が良くて。徐々に状態が上がっているなという感じがしますけど。まあでも今日で、スタミナのところ(の課題)ははっきり見えたので。来週以降に生かしたいと思います」
中継ぎ陣は粘りのピッチングだった。
「(木村)光はちょっとね、自ら招いたピンチで苦しくはなりましたけど。ゼロで帰ってくることが一番大事ですから。今日は、オスナを連投させないと決めていた日だったので。延長に入れば、当然またオスナが投げていたので。その前に勝ち越せたのが大きかったですね」
交流戦は明日から最後のカードになる。
「3連戦の初戦なんで、しっかり勝てるようにやってしていきます」
2巡目の1人目の打者がホームラン
「なかなか打てそうなボールがなかった。コントロール良くきていたので。あの打席のアプローチは良かったと思います」
野村選手をスタメンで起用した。
「庄子がちょっと疲れてきていたから。1回外そうかと」
期待に応えた。
「あそこね。ワンアウトからセンター前で出て、あの当たりで帰ってきた。足でも見せましたね」
海野隆司選手の盗塁阻止も大きかった。
「あそこは大きかったですね。代走を出してきたところだったので。カーターのクイックタイムも(阪神ベンチの)頭に入っていたと思うので。あそこを刺して、あのイニングで逆転させなかったのが今日の勝因ですね」
交流戦に入って、隙のないプレーが本当に目立つ。
「走塁はホークスの武器ですからね。今までそういうところでつながっていなかっただけじゃないですか」
木村光投手が3勝目。
「3勝ですか? 明日の起用はピッチングコーチと話します。2連投しているので」
パ・リーグの他球団も勝ち続けている。
「負けないですね。明日からカードが変わるので、3連戦の初戦を取りにいくだけです」

(竹村岳 / Gaku Takemura)