大切にする“リフレッシュ”
先発ローテーションを担う投手たちは、マウンドに上がるまでの「中6日」をどのように過ごしているのか。鷹フルでは、その舞台裏に迫る独自調査を実施。今回は、若き左腕として期待を集める前田悠伍投手の、1週間のルーティンを取材。ローテーション入りし、17日の楽天戦で今季2勝目を挙げた左腕の「心と体」の整え方に迫ります。
「一番大事にしている」と語る休日のリフレッシュ方法から、登板後に下半身トレーニングを行う理由、さらにはブルペンでの球数やデータとの向き合い方まで、未来のエース候補が等身大の言葉で明かしてくれました。マウンドで最高のパフォーマンスを発揮するための調整の極意を明かします。
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この先で分かる3つのこと
登板当日に下半身を追い込む!?中6日を逆算した理論
ブルペンは30球以内。若き左腕がマウンドで迷わない秘策
「一番大事なのは休日」20歳が明かす、心と体の整え方
次の登板を迎えるまでの間に、前田投手が一番大事にしている日は?
「やっぱり一番大事なのは休みの日ですね。休みの日は一番リフレッシュできる日なので。結構、意識的にリフレッシュできるようにはやっています。練習では微調整を大事にします」
例えばどういうリフレッシュ方法が?
「基本寝てますけどね(笑)。寝るか、どこか観光地に行くとか。そういうことはリフレッシュのためにやります。野球のことは、夜になったら多少考えますけど、夜になるまではあまり考えないようにはしています」
登板翌日に意識する部分はどこ?
「あまり強くは投げないんですけど、試合の時に悪かった部分の反省だったり、修正すべきところを意識的にやっています。納得したら終わり、みたいな感じです」
例えば、指のかかりが悪いと感じていたら、その修正をするといった形?
その翌日はどういう練習を?
「前日に休んでいるので、いつも以上に準備をしっかりして動ける状態を作っています。投げて状態がどうなのかを確認しています。それがダメだったら修正して、という感じです。もう毎回、やって修正して、やって修正しての繰り返しですね」
ブルペンに入るのは登板の2日前?
「2日前です。30球くらい投げます。超えることは滅多にないですけど、たまに超えます。良ければもっと早くあがりますね」
食事で気を使うことは?
「食事は基本的に寮でご飯が出るので、それを食べています。ホテルの日は、球場で食べたりです」
栄養管理されている寮のご飯があるからこそ、こだわりはない?
ランニングメニューを増やすというような日はありますか?
ウエートトレーニングは?
「ウエートは基本普通にやるんですけど、試合当日が一番できるので。下半身は結構やっています」
登板後に下半身のトレーニングをする?
「下半身がどのみち疲れているので、そこでまた下半身のトレーニングをしています。登板の次の日は上半身をやります。登板の2日後が休みなので、そこで疲労を抜けるからです」
上沢投手も投げ終わったあとにトレーニングしている。それと同じような考え方?
「そうですね。似ていると思います。登板が近くなってくると下半身の疲れが抜けないので。(登板まで)遠いところじゃないとやっぱり抜けないので、早めにやっています」
他の投手がやってない、独自の調整はありますか?
「ないと思います。そんなに特別なことはやっていないと思います」
試合前日に一番大事にすることは?
「可動域とかもチェックしますし、データを見るのもそうですし。あとは、どういう感覚で投げれているかっていうのはチェックしています」
自身のデータを見るのはいつ?
「ちょくちょく見ます。変わってるかな変わってないかな、みたいな感じで」
(飯田航平 / Kohei Iida)