結実した藤原大翔の“3年計画” 17歳で知ったクビの可能性…恩師に知らされた“タイムリミット”

  • 記者:竹村岳
    2026.05.08
  • 1軍
支配下登録会見を行った藤原大翔【写真:栗木一考】
支配下登録会見を行った藤原大翔【写真:栗木一考】

藤原大翔が支配下登録…2軍では6試合に登板して防御率2.28

 プロに入る前から掲げていた“3年計画”がついに結実した。ソフトバンクは8日、育成選手だった藤原大翔投手を支配下選手登録することを発表した。プロ入り3年目にしてようやく掴んだ2桁の背番号。20歳の右腕が明かしていたのは、目標に向かって真っすぐ突っ走ってきた自分自身の足跡だった。

 藤原といえば、3月のファーム・リーグ開幕戦で“開幕投手”を託されるなど、キャンプ中から大きな期待を寄せられていた有望株だ。福岡・行橋市出身で、飯塚高で本格的に投手のキャリアを歩み始めたが、甲子園出場はならず。2023年育成ドラフト6位指名を受けてホークスに入団した、前田悠伍投手と同じ2005年生まれの世代だ。

 コツコツと時間をかけながら成長を遂げ、今では最速156キロを誇る剛腕へと変貌を遂げた右腕だが、実はプロ入り前から「3年目に支配下契約を勝ち取る」と思い描いていた。「目標は支配下を勝ち取り“勝てる”投手になることです」と宣言した2023年12月4日の入団会見から、この“3年計画”は始まった。その背景には、恩師から知らされていた“クビ”の可能性があった。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

高校の恩師から授かった“危機感”と逆算思考
プロ入り前から体重は13キロ増…欠かさなかった日課
“3年計画”を叶えた今…あらためて語った“3年後の目標”

育成は3年で自由契約に…きっかけとなった恩師の言葉

支配下登録を勝ち取った今…新たに見据える“3年後”

(竹村岳 / Gaku Takemura)