藤原大翔&アルメンタの“最新評価” 高次元な課題…思わず呆れ笑いで「あれはレベルが違う」

  • 記者:竹村岳
    2026.05.06
  • 2軍
藤原大翔とアルメンタ【写真:竹村岳】
藤原大翔とアルメンタ【写真:竹村岳】

藤原大翔が先発登板し4失点で1敗目…首脳陣の評価は?

 ソフトバンクの2軍は6日、ファーム・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に1-4で敗戦した。先発した藤原大翔投手は4回2/3を投げて4失点で1敗目。最速は156キロを計測し、7三振を奪った一方で7安打を許した。5日にはアレクサンダー・アルメンタ投手が右脇腹痛から復帰登板を果たしたばかり。小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)と、奥村政稔投手コーチが語った2人の“最新評価”とは?

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この先で分かる3つのこと

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○小笠原コーチ

――藤原投手の投球は。
「真っすぐには強さがあって、2回からは変化球がゾーンに入るようになっていた。そこが収穫かなと思います。初回は、バッターも真っすぐ一本で弾き返されていたので。変化球が入らなくなると、そういう待ち方、攻め方をされるということ。150キロ前後のボールも、やっぱりああやって弾き返されるので、いい勉強になったと思います」

――初回に許した3安打は、いずれも直球を捉えられた。球に強さはあった?
「強かったとは思うんですけど、ただバッターも『1・2・3』のタイミングで打ちに来ていた。質的には、もう一歩グッと(押せる)ボールがあってもいいのかなと思うんですけど、そんなに悪くないとは思いました」

――5日にはアルメンタ投手が復帰登板。斉藤和巳2軍監督も「あれくらいは投げられる」と話していたが、評価としては?
「僕も同じように評価しています。真っすぐとか全然あんなもんじゃないですし、もっと質というか、スピードも出せると思いますね」

――変化球については。
「変化球でいうと、スライダーにちょっと課題が残りました。収穫はチェンジアップ。左打者が多かったので、チェンジアップを投げ切ることに取り組んでいるんですけど、きのうはそれができていました」

――奪った2三振はどちらも変化球だった。
「1個がチェンジアップ。1個がスライダーでした。スライダーは全部じゃなく、ちょっと浮く球もあったので。そこら辺の精度ですね。甘くなると、当然危ないので」

――最速は157キロで、出力については本人も「もうちょっと出そう」と話していた。小笠原コーチも、同じ見立て?
「そうですね。まだ出ると思います」

○奥村コーチ

――藤原投手の投球について。
「本人は『身体が重い』と言っていました。ここ最近、ジャイアンツの時(4月5日、Gタウンスタジアム)に中継ぎで投げたでしょ。あれくらいから、身体はめっちゃキレがあったんですよ。ずっといい状態だったんですけど、それがずっと続く選手もいないので、そろそろこう(下降)なってくるかなと思っていたところでの、きょうでした。でも、あれぐらい投げられるので、悪いなりにはよかったんじゃないかなと思いますよ」

――初回には直球を捉えられていたが、2回以降は変化球で修正できた。
「スライダーがきょうは良かったので、もうちょっと使ってもよかったかな。あいつ的にはチェンジアップの精度をもっと上げていかなあかんと思っているみたいで、それで押していましたね。ただ、(球種が偏って)一辺倒で抑えるというピッチングじゃなくなってきている。そこの課題は、しっかり持ってやってくれています」

――直球を狙われる中で、変化球でかわすというのも次の課題。
「いつもの球ならたぶんファウルになっていたと思うけど、きょうはそれが頭を越されていた。きょうくらい(の状態なら)こうなるんやなとわかったと思うので。それは良かったのかなと」

――アルメンタ投手の評価は?
「あれはもうレベルが違う(笑)。まだ(怪我明けの)制限はあるけど、まずはそれがなくなるように、ですね」

――初回の守備の後、藤原投手とは言葉を交わした?
「話しましたよ。ちょっとベンチ裏に行って、『きょうは身体が重い』と言っていたので、『じゃあ悪いなりにどうしていこうか、頭を使ってこい』みたいな話をしました。その時にはもう湯気が出とったから、バテとったんかな」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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