ソフトバンクは1日、楽天戦(みずほPayPayドーム)に4-1で勝利した。先発した上沢直之投手が7回1失点の好投。4回に味方の失策が絡んで先制点を献上したが、それ以外のイニングではゼロを並べて今季3勝目を手にした。8回からは木村光投手、松本裕樹投手とつないでリードを守った。
打線は1点を追う6回、栗原陵矢内野手の6号ソロで同点。7回2死一、二塁でも栗原が右翼線に2点二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。続く近藤健介外野手の適時打でダメ押しした。
試合後、取材に応じた小久保裕紀監督の主な一問一答は以下の通り。右膝に死球を受けて代走を送られた柳田悠岐外野手については「打撲程度」と明かした。その他に30打席無安打が続いている山川穂高内野手の状態や、7回の攻防の裏側、上沢に寄せる大きな信頼などをついて語った。
――試合全体を振り返って。
「前半から重たい試合でね。月が変わって流れが変わるかと思ったんですけど、なかなかいい流れが来ず、上沢の足を引っ張るプレーもあり。それが栗原のホームランで同点になって、あそこぐらいから少しいい流れに変わったかなという試合でしたね」
――中5日の上沢投手は7回1失点。
「7回を投げ切って、120球近く。素晴らかったです。チームの先頭を立って引っ張ってくれているピッチャーだなと思いますね」
――栗原選手は先制点につながる失策もあったが、3打点の活躍。
「ここ数試合、“ここ”というところでの活躍が目立ちますね。あの守備のミスはね。ここ数試合(エラーが)またありますけど、『打つ方で取り返すんだ』というものが伝わってきましたし。きょうもあそこ、本当にワンチャンスをしっかりものにした。低めのボールを見逃した後、ストライクをしっかり振り切ったバッティングだったと思いますね」
―― 7回には連打が出て、一挙3得点。
「栗原のヒットでね。近藤もしばらくヒットは出ていなかったですけど。野球っていうのはああいうものです。一番苦しいところを抜けると、つながるというのが野球なので」
―― 山川選手が30打席ノーヒット。監督の目からはどう見えている?
「練習は悪くないので、スタメンでも当然使い続けています。優勝するには必要な戦力ですから。早く状態を上げるというか。練習はそんなに悪くないので、もうすぐ出そうな雰囲気はあるんですけどね。まあまあ、1本出れば変わるんじゃないですかね」
――柳田選手が死球で交代。
「病院に行くことはなくて、打撲で様子を見るみたいなので、明日朝来てみてからですね。動けるのであれば、スタメンでしょうし。明日の朝決めようと思います」
――カード勝ち越しをかけて、明日に向けて。
「4月は結構我慢の月だった。5月はいい月にできるように、連勝したいと思います」
――上沢投手は6回を終えて99球だった。7回の続投は迷わず?
「あそこはなかったね。投げる体力はある投手なので、そこの心配はあまりしていないです。カード頭に持ってきているので。ここか、次の週に金曜日で登板するプランでやっていた。前の登板では球数が少なかったので、ここが一番いいんじゃないかということでした」
――柳町達選手には復調の気配?
「ですかね。古謝とはもともと相性がいいので、きょうはスタメンでいきました。7回の先頭の出塁は大きかったですね」
――栗原選手は失策を取り戻す活躍。
「その姿勢は感じられる。あれは捕っていてもセーフなので。ギャンブルでいっている。一塁もセーフだったかもしれないし、アウトにしにいっているわけなので。積極的なミスで、イージーミスではないですよ」
――木村光投手に8回を託した。
「きょうはいつもの光らしい勢いを感じられなかったですね。4試合中、3試合で登板しているので。年間を通してパフォーマンスを高めるためには、登板過多にならないように僕たちがマネジメントしないといけないです」
――山川選手は、起用しながら状態を上げてもらう。
「ブレていないんですよね。日替わりのバッティングをしていない。やろうとしていることはあるので。それは僕も長谷川コーチも同じ評価なので。上げてもらうしかないです。きょうも紙一重のスイングはしていたんですけどね」
――何か、声かけはしている?
「全然していない。迷っているならかけますけど、そうは見えていないので。あえてかける必要はないかなと」