松本晴がこぼした「ファンは忘れてしまう」 突き動かす昨季の屈辱…“100点”を捨てた思い

  • 記者:飯田航平
    2026.04.12
  • 1軍
松本晴【写真:栗木一考】
松本晴【写真:栗木一考】

毎試合見つかる課題…「その方が燃え尽きない」

 今季、開幕から自身の登板2試合で連勝を飾り、チームにこの上ない勢いをもたらしている松本晴投手。オープン戦から続く安定感で、今やローテーションの柱として確かな信頼を勝ち取っている。マウンドで見せる落ち着き払った振る舞い、ピンチでも動じない冷静さ。その姿には、昨季までとは明らかに異なる「芯の強さ」が漂っている。

 そんな左腕が開幕前のオープン戦最終登板の後に、ふとこぼした言葉が忘れられない。「怪我したら、ファンは忘れてしまう」。充実の時を過ごしているはずの左腕が口にした切実な思いの真意はどこにあるのか。改めて本人を直撃すると、その言葉の裏側にある葛藤と、自身の中で確信へと変わりつつある「変化」について静かに語り始めた。

「常にファンに認めてもらえるところで投げたいっていう気持ちが強いです」。そこには、華やかな脚光の裏側で松本晴が味わってきた、長く暗い「空白の時間」があった。

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この先で分かる3つのこと

左腕が吐露。怪我で「忘れられる恐怖」と戦い続けた過去
100点満点を捨てた?好投を支える「80点の極意」とは
1軍の屈辱は力になる。松本晴を更なる高みへ導くマインド
松本晴【写真:栗木一考】
松本晴【写真:栗木一考】

「100点」を捨てたメンタル

(飯田航平 / Kohei Iida)