広島に3-7で敗戦…先発の村田は5回7失点
ソフトバンクの2軍は11日、春季教育リーグの広島戦(タマスタ筑後)に3-7で敗れた。先発した村田賢一投手は5回を投げ、11安打を浴びて7失点を喫した。その後は相原雄太投手、岡田皓一朗投手がそれぞれ2回を投げ無失点だった。
打線は1軍との“親子ゲーム”に臨んだ廣瀬隆太内野手が3安打。同じく打席数を確保するために出場した高橋隆慶内野手が2安打を放った。石塚綜一郎捕手、大友宗捕手、江崎歩内野手が打点をマーク。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。
――村田投手の内容について。
「ああやって痛打されているということは、甘いところに入っているということ。すべてを完璧に投げるのは難しいけど、基本的にはバッターにスイングさせて、打ち損じを狙うピッチングスタイルなので。それを考えると高さを間違えたり、要所でコントロールミスをすると、こういう結果になるのかなと」
――ゴロで抜けていくヒットも多かったが、持ち味が出ていた部分もある?
「でも、しっかりスイングをされていたからね。ちょっと(タイミングを)外して野手の間を抜けたら仕方ないなと思うけど。強いスイングをされることが多かったし、それを『仕方ない』と思うのか、『もう少しこう投げておけば』という方向に持っていくのか。そこは本人次第じゃないかな」
――3回を終えた時点で56球。7点を失っていたが、4回もマウンドを託した。
「先発でやらせているからね。結果だけじゃないし、今は球数もイニングも伸ばしていく段階。まだ次々とつぎ込める状況でもないからさ。WBCで投手がいなかったり、怪我人が出たり、1軍で多く(選手を)抱えているところもあるからね」
――廣瀬選手が3安打。昨秋からコミュニケーションを取る姿をよく見てきたが、久々にプレーを見て変化は感じた?
「めちゃくちゃ感じたね。守備への意識だったり、練習への入り方とか。見ている姿が、去年のフェニックスの時とは全然違ったね。ただ1軍の戦力と考えると、まだまだ足りないことはあると思うけど。本人はやろうとしているし、今年にかける思いというのはね。(廣瀬を)見たのは去年の10月以来だったけど、変化はすごく感じたね」
――1打席を大切にしながら、アグレッシブにプレーしている印象がある。
「アグレッシブというか、1つ1つできることをしっかりやろうと。そういう感じに見えたけどね」
最後まで練習していたのは石塚「頑張り屋さんやから」
――14日にウエスタン・リーグが開幕する。小久保裕紀監督は12日の巨人戦が終わったら数人、2軍に行かせることを明言しているが、2軍から3軍に降りていく選手もいる?
「そうなるんじゃない? そこはここでは言えないけどね。まあ“WBC枠”はあるからね(通常、育成選手は1試合に5人しか出場できないが、WBC期間中は出場が制限されない)。WBCが終わるまで枠は広がっているから」
――試合が終わって、最後まで練習していたのは石塚選手。彼の試行錯誤する姿はどう見える?
「頑張り屋さんやからね。彼の場合はあまり頑張りすぎないでほしいなと思うけど。基本的にここにいる連中は追い込んで追い込んで、追い込み続けないとあかんねんけど。石ちゃんに関しては追い込みすぎて頭の整理ができなくなることの方が怖いから。ちょうどさっき、一緒に球拾いしていた時に『石ちゃん、たまには休みや』って声をかけたくらい。なかなかそう声をかける選手っていないけど、休むのもトレーニングだから」
――なかなかそういう選手もいない。
「おらへんね。筑後にいる選手はやってやって、自らを追い込めるかが大事だから」
――監督としても、石塚選手の悩んでいる姿をずっと見守ってきた。
「去年のシーズン終盤くらいから、ずっとそうよ」
(竹村岳 / Gaku Takemura)