2軍開幕投手に内定の藤原大翔が6失点も「楽しみでしかない」 斉藤和巳監督コメント

斉藤和巳2軍監督【写真:飯田航平】
斉藤和巳2軍監督【写真:飯田航平】

渡邉陸は出場機会確保のため2軍戦出場

 ソフトバンクの2軍は7日、SGLスタジアムで行われた阪神との春季教育リーグに0-7で敗れた。先発の藤原大翔投手は2回2/3を投げ、4安打6四死球で6失点(自責4)。14日の2軍開幕戦(対オリックス)の開幕投手に内定している右腕だが、不安の残る内容だった。その後は内野海斗投手が2回1/3を1失点。3番手の大竹風雅投手は3回1安打無失点の好投だった。野手陣は3回に藤野恵音外野手、山下恭吾内野手、緒方理貢外野手の3連打があったが、得点には至らず。阪神投手陣を前に無得点に終わった。試合後に取材に応じた斉藤和巳2軍監督のコメントは以下の通り。

――藤原投手の投球について。
「苦しそうやったけどね。予定よりもちょっとイニングがいけなかったというのはあるけど、その中でも頑張って自分の課題に向き合っていた。変化球の精度というところも、カウントを悪くしながらでもトライしようというところは見えたしね。そのあたりはしっかり自分のやるべきこと、テーマを持ってマウンドに上がっていた。それがただ結果に結びついていなかった」

――変化球でストライクを取ることに苦戦していたが、トライした結果。
「そうね。ああいう状況になると、昨年までは真っすぐばかりになって、明らかに分かりやすい配球になっていたけど。カウント不利の中でも、変化球を投げるということをやっていた。それでさらに苦しいカウントになることもあったけど、ストライクを取ったり空振りを取ったりできていたので。そのあたりはしっかりできていたかなと。それが結果に結びつけば一番良かったけどね」

「出だしに真っすぐをカンカンと安打にされたんでね。数値を見ていても、いつもの真っすぐの数値ではなかったので。2回くらいから本来の数字になってきたという感じ。全体的にコントロールができていなかったというのが、苦しくなった原因かなと」

――来週は開幕戦。藤原投手にはどのような投球を期待する?
「いやもう、何も変わらず自分のピッチングをどれだけできるか。自分の課題やテーマに沿ってできるのかが一番やね。楽しみでしかない。逆に1週間前にこういうことがあったから、気も引き締まるだろうし。この1週間で調整はないので、しっかりトレーニングしてやってくれればいいかな」

――育成の江崎歩選手を「2番・遊撃」で起用。期待感や評価は?
「これは担当コーチから『頭から行きたい』という相談があったので、『全然いいよ』と。交代要員がそんなにいなかったというのもあるけど、最後までいくかどうかは試合状況だった。『どうする?』って聞いたら『最後まで行きます』と言っていたので。守備でも捕球する機会は少なかったけど。フライとダブルプレーかな。それも無難にやっていた。それと同時に、打席の中でも見逃し三振はあったけど、積極的にバットを振っていたので。力自体がまだないというのは、もう当たり前のことで。振っていきながら覚えていくしかないので。第一段階として、最初の試合としては十分かなという感じはしたけどね。楽しみでしかない」

――阪神投手陣も西勇輝投手ら経験豊富な投手が出てきたが、バットを振る姿勢が大事。
「阪神は先発の西が実績十分のピッチャーで。後から出てくるピッチャーもいい投手が多かったので。初の試合でこれだけのピッチャーが見られたというのは、今後に活きる可能性も十分あるし。活かしてほしいなと」

――渡邉陸捕手は出場機会を考慮したうえでの合流だった?
「そうそう。あしたもそう」

――大竹投手は3回1安打無失点の好投だった。
「良かったよ。若干コントロールにばらつきというか、アバウトな部分はあったけどね。リリーフでいくと目一杯いけているので。ちょっと逆球でも威力はあるし、変化球にしてもカウントも空振りも取れていたので。今後リリーフをしながら、いろんな場面にも投げていくことになると思う。そういう適性がしっかりあれば、またチャンスは増えてくる」

(飯田航平 / Kohei Iida)