斉藤和巳2軍監督から「気持ちをぶつけてこい」 大野稼頭央が溢した本音「投げるのが怖い」

  • 記者:竹村岳
    2026.03.01
  • 1軍
斉藤和巳2軍監督に呼び出された大野稼頭央【写真:竹村岳】
斉藤和巳2軍監督に呼び出された大野稼頭央【写真:竹村岳】

B組の練習試合で2回4失点…満塁弾を許した“試合後”

 自らへの不甲斐なさに、思わず感情を抑えることができなかった。試合後、斉藤和巳2軍監督に呼び出されたのは大野稼頭央投手だった。“怒られる”と思ったが、指揮官は大きな愛情で受け止めてくれた。2月28日、B組が臨んだ日本製紙石巻との練習試合。3番手で登板した4年目左腕が打ち明けたのは苦悩だった。「投げるのが怖いです」――。

 7回からマウンドに上がると、8回にピンチを迎えた。2死満塁から8番打者に右翼越えの満塁弾を許し、2回4失点。15日、20日の紅白戦ではともに失点を喫し、第6クールからB組に降格したばかりだった。3試合連続で結果を残せず「やるべきことは理解して練習に取り組めているんですけど。なかなか結果に結びつかない。そういう状況が3試合くらい続いていて、自分でも気落ちしてしまっていた」。厳しい現実に、苦い胸中を吐露するしかなかった。

 試合が終わると、投手陣のミーティングが行われる。斉藤監督から声をかけられたのは、その後だった。一塁側に姿を消すと“2人だけの時間”が流れる。ありのままの思いを、斉藤監督にぶつけた。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

斉藤和巳2軍監督が大野稼頭央を呼び出した理由
首脳陣からも“同情”…大野稼頭央が置かれた「難しい」状況
気持ちを整理するために…大野が取った行動とは

マウンドに上がる時だけは、それはやめようや」

大野稼頭央が叩きつけたロジンが舞う【写真:竹村岳】
大野稼頭央が叩きつけたロジンが舞う【写真:竹村岳】

野球人生でも初の経験…ミーティング後に向かった場所

(竹村岳 / Gaku Takemura)