「味方がいる感覚がなかった」 狂った歯車と不安の“闇”…上沢直之が本音で語る“1年前”

インタビューに答える上沢直之【写真:栗木一考】
インタビューに答える上沢直之【写真:栗木一考】

2月1日は「“新年”って感じじゃないですか?」

 2月1日から宮崎・生目の杜運動公園とタマスタ筑後で春季キャンプが始まりました。鷹フルでは、テキストインタビューで選手たちの今季にかける思いに迫っていきます。今回は上沢直之投手が登場。打ち明けたのは、1年前に抱いていた大きな葛藤でした。「歯車は大きく狂っていました」――。今だから言える事実。そして首脳陣が“雲泥の差”と言い切る仕上がり具合について明かしました。

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 待ちに待った球春到来。2月1日は、プロ野球選手にとって特別な日付の1つだ。「『ここから1年が始まるんだ』とは思いますね。自主トレの時の方がハードな練習をしているんですけど、ユニホームを着ると筋肉痛も強くなりますし。やっぱり“新年”って感じじゃないですか?」。ホークスに移籍して2度目の春季キャンプ。上沢も背筋を伸ばして、鍛錬の地にやってきた。

 1日目の練習を終えて、右腕は自身のインスタグラムを更新した。チーム宿舎から見える夕日とともに「初日怪我なく終われました。それだけで十分」。過去の経験を振り返れば、それはまぎれもない本音だった。重圧を一身に背負い、味方すら信じられなかった1年前。「難しいですけど……」。慎重に言葉を選び、一瞬の沈黙が生まれる。上沢の“口癖”に隠されていたのは、壮絶な覚悟だった。

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2日にブルペン入りした上沢直之【写真:栗木一考】
2日にブルペン入りした上沢直之【写真:栗木一考】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)