川口冬弥が明かす現在地「素人の限界が来た」 育成再契約から2か月…気付いた“楽しさ”

  • 記者:森大樹
    2026.01.23
  • 1軍
川口冬弥【写真:森大樹】
川口冬弥【写真:森大樹】

リハビリ組で調整中、川口の現在地

 もう一度、這い上がってみせる。栄光も挫折も味わった2025年。川口冬弥投手は新たな気持ちで2年目のシーズンに臨む。現在は腰痛からの復帰を目指し、リハビリ組で調整を続けている。タマスタ筑後の室内練習場には、黙々とトレーニングに打ち込む右腕の姿があった。

 川口は2024年育成ドラフト6位で入団。昨年6月に支配下登録を勝ち取り、1軍では5試合に登板して防御率0.00を記録した。しかし、7月18日に登録抹消。再昇格することはできずに、シーズン終了後に腰痛でリハビリ組に合流した。そして、支配下登録からわずか4か月後の10月27日――。戦力構想外を通告され、育成契約を打診された。

 11月16日に再びホークスでプレーすることを決断し、“再出発の日”から約2か月。右腕の口から飛び出したのは「今、すごく楽しいです」という前向きな言葉だった。笑顔の中に、確かな決意が見えたその一言。川口冬弥という投手の“現在地”が色濃く表れていた。

「一度切りの短い野球人生で勝負するなら…」

(森大樹 / Daiki Mori)