幻となった自主トレも「晃さんしかいない」 届いた佐藤航太の願い…中村晃からの電話

  • 記者:飯田航平
    2026.01.19
  • 1軍
佐藤航太(左)と中村晃【写真:飯田航平、竹村岳】
佐藤航太(左)と中村晃【写真:飯田航平、竹村岳】

語った憧れの先輩への純粋な思い

 受話器越しに聞いたその言葉は、胸が熱くなるような誠意の証でもあった――。育成4年目の佐藤航太外野手がこのオフ、自主トレを志願した相手は、今季で19年目を迎える中村晃外野手だった。しかし、その計画は背番号7が腰の手術を決断したことで、惜しくも叶わなかった。

 本来なら、そこで“師弟”の時間は消滅するはずだった。他で自主トレを行う選択肢もあった中、佐藤が選んだのは、中村晃のいるリハビリ組が練習を行う筑後だった。決断の裏には、憧れの先輩への純粋な思いと、自身が生きる道への確信があった。

 冬の肌寒い空気が張り詰めるタマスタ筑後。佐藤の表情には、孤独な自主トレを行う寂しさは感じられない。むしろ、これから始まる日々への期待で瞳が輝いていた。事の経緯を聞くと、佐藤は申し訳なさそうにしながら口を開いた。腰の手術を決断した直後の中村晃から、1本の電話があったからだ――。

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この先で分かる3つのこと

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佐藤の母が語った「ホームランはいらない」の真相
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中村晃から届いた「1本の電話」

“一発はいらない”…母からの鋭い指摘

(飯田航平 / Kohei Iida)