日本Sで首脳陣に直訴していた“幻の3イニング”…杉山一樹が明かす頂上決戦の舞台裏

  • 記者:竹村岳
    2026.01.06
  • 1軍
甲子園で登板する杉山一樹【写真:栗木一考】
甲子園で登板する杉山一樹【写真:栗木一考】

31セーブで初タイトル…日本S第5戦では勝利投手に

「今年こそは、という感じですね」。頂点を手にしながらも、唯一の“心残り”を口にしたのは杉山一樹投手だ。日本一に輝いた2025年は、チームトップの65試合に登板して初のセーブ王を獲得。シーズン途中から託された守護神の役割を全うし、ホークスを救い続けた。そんな右腕が“執念”を明かしたのは、阪神との日本シリーズだった。

 パ・リーグを連覇し、日本ハムと激闘を演じながらもクライマックス・シリーズを突破したホークス。阪神との頂上決戦も1点差ゲームが相次ぐ中、迎えた第5戦。2点を追う8回に柳田悠岐外野手が同点2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。杉山がマウンドに上がったのは直後の9回だ。

 わずか6球で3者凡退とすると、延長10回も続投。打者6人をパーフェクトに抑え、野村勇の決勝ソロを呼び込んだ。勝利投手になりながらも、よぎった胸中は「仕方ないかな……」。チームの勝利が最優先だと理解しつつも、杉山は首脳陣に熱く訴えかけていた。

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この先で分かる3つのこと

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(竹村岳 / Gaku Takemura)