千賀滉大に「褒められなかった」 杉山一樹が2年ぶり再会で気付かされた“伸びしろ”

千賀から誘われたトレーニング「どこで練習してんの」
海を渡ったエースとの会話で、自らの“伸びしろ”に気付かされた。12月8日、筑後のファーム施設でトレーニングを共にしたのは、杉山一樹投手とメッツの千賀滉大投手だった。「千賀さんから『どこで練習してんの』みたいな感じで聞かれて、『ドームです』って言ったら『筑後でやるよ』って。嬉しかったですね」。杉山は“師匠”との再会に目を輝かせた。
「千賀さんが(2023年から)アメリカに行かれて以来、お会いしていなかったので。僕にとっては一番の師匠という存在に近いですし、僕がこの2年間で感じたことも含めて深い話もできました。まだまだ見えていないことも知れましたし、すごくいい時間でしたね」
2020年1月、2人は自主トレを共にした。2年目を迎えた杉山のポテンシャルに対し、千賀は「群を抜いて杉山。僕も越された。それくらい凄かった」と目を丸くした。あれから5年――。今シーズンはセーブ王のタイトルを獲得するなど球界屈指のクローザーへと成長した右腕に投げかけた言葉は意外過ぎるものだった。
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続きの内容は
セーブ王獲得も…“師匠”に褒められなかった理由
千賀が指摘した杉山一樹の「真の課題」とは?
杉山が発見した「簡単に投げられる」ようになる鍵
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■千賀から指摘された“身体操作系”…「すごく難しい」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)