契約交渉はわずか10分で終了…「今年は“負けた1年”」 正木智也が見せた潔い決断

  • 記者:竹村岳
    2025.12.16
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだ正木智也【写真:竹村岳】
契約更改交渉に臨んだ正木智也【写真:竹村岳】

3日に契約更改交渉…500万円ダウンという結果に胸中は?

「今年は、もう“負けた1年”なので」

 強烈な表現で今シーズンを振り返った。3日、みずほPayPayドームで契約更改交渉に臨んだ正木智也外野手は、500万円ダウンの年俸2500万円(金額は推定)で来季の契約にサインした。「今年の目標は開幕スタメンを取って、そのまま1軍にい続けることだったので。怪我をしてしまったのは予想外でしたし、悔しいシーズンになったと思います」。自分の居場所を取り戻す――。その決意は、秋季練習の“自立”した姿から強く伝わってきた。

 今年4月18日の西武戦で左肩を亜脱臼した。「バンカート修復術」を受け、全治5~6か月と診断されると、長期のリハビリ生活に突入。10月のクライマックスシリーズで1軍復帰を果たしたが、わずか1安打に終わった。日本シリーズでも2打数無安打と快音は聞かれず、爪痕を残せなかった。昨季は7本塁打を放った背番号31だが、「もっと突き抜けないと、レギュラーは取れないですね」。あらためてホークスの厚い選手層を痛感した1年でもあった。

 球団との契約更改交渉は午前11時にスタートし、正木が会見場に姿を見せたのはわずか15分後だった。500万円ダウンという結果を真っすぐに受け止めて、10分ほどで終了した球団とのやり取り。そこに、来季にかける思いがにじみ出ていた。

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この先で分かる3つのこと

正木が語った来季へ向けた「同期への思い」
秋季練習で見せた「自立」の意外な行動
激しい競争を勝ち抜くための「正木の長所」

下交渉から提示金額は変わらず…迷わずサインした理由

秋季練習中、一人でウオーミングアップする正木智也【写真:竹村岳】
秋季練習中、一人でウオーミングアップする正木智也【写真:竹村岳】

秋季練習で見せた“自立”「意識してやっていた」

(竹村岳 / Gaku Takemura)