“大炎上”で折れた心…「お前が最後まで投げろ」 投手コーチの怒声が起こした武田翔太の覚醒

  • 記者:飯田航平
    2025.11.20
  • 1軍
武田翔太【写真:竹村岳】
武田翔太【写真:竹村岳】

プロの原点となった屈辱のマウンド

 鷹フルがお届けする武田翔太投手のインタビュー、第4回のテーマはプロ野球人生の礎となった“ある登板”の記憶です。韓国の地で味わった屈辱的な大炎上……。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)との逸話、そして新天地SSGランダースとの不思議な因縁に迫ります。

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 どんな一流選手にも、キャリアを決定づける「転機」がある。武田にとってそれは輝かしいマウンドではなく、遠征先の韓国で味わったプロ初の“大炎上”だった。後にホークスのエース格にまで上り詰める右腕がそのポテンシャルを解放したのは、投手コーチの怒声と、自らの「諦め」がきっかけだった。

 それは3軍に帯同していたプロ1年目の5月。韓国遠征での試合に先発した武田は、初回にいきなり7点を失う大乱調。試合を壊してしまい、19歳の心も折れかけていたその時だった。ベンチでかけられた言葉は“慰め”ではなく、当時3軍の投手コーチを務めていた倉野信次コーチからのまさかの宣告だった。

「おまえが最後まで投げろ」――。

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この先で分かる3つのこと

・初回7失点の絶望からなぜ152キロが出たのか
・3者連続三振を生んだ「これじゃね?」の具体的な感覚
・新天地SSGとの14年越しの「壮大な伏線」の真相

初回7失点からの完投指令

新天地とのまさかの因縁

(飯田航平 / Kohei Iida)