「捨てたくなかった」1軍のマウンド 大山凌の今…苦悩の3か月「自分にむかつく」

  • 記者:森大樹
    2025.11.03
  • 1軍
大山凌【写真:森大樹】
大山凌【写真:森大樹】

大山は8月3日の登録抹消以降は1軍登板なし

「この1か月と言わず、3か月ぐらいですかね。すごく苦しかったです」。チームが5年ぶりの日本一に輝いた裏で、右腕は静かに自分自身と向き合い続けた。秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」を終えた2年目の大山凌投手は、気持ちを吐露した。

 今季は開幕1軍入りを果たし、26試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.35と様々な場面で腕を振った。8月3日に登録抹消となり、小久保裕紀監督は「絶対に必要な戦力なので。こっち(1軍)で復調を待つというよりは、投げられる状態にしてほしい」と、あくまで前向きな意味での調整だと強調していた。

 しかし、そこから長く苦しい3か月を過ごした。復調に向けて一度実戦から離れる選択肢もあった中、試合で投げ続けたのは「捨てたくなかった」ものがあるからだった――。苦しみ続けた日々を過ごし、見えてきた“一筋の光”とは?

「そのチャンスを捨てたくないからこそ…」

向き合った課題「恥も何もかも捨てて」

苦しかった3か月「色々ことを試して…」

(森大樹 / Daiki Mori)