川瀬晃がベンチ裏で準備しないわけ 特任記者が探った“裏側”…体現した指揮官の「ポリシー」

  • 著者:むなかったん・あらた
    2025.10.09
  • 1軍

むなかったん・あらたが迫る川瀬のすごみ

 鷹フル特任記者、むなかったんのあらたです! 第4回となる記事のテーマは「川瀬晃選手の準備力と試合を読む力」についてです。パ・リーグ2連覇を果たしたチームの中でも、際立った存在感を示した28歳。5月2日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)で放ったサヨナラ打は、小久保裕紀監督がターニングポイントに挙げるほどでした。10年目の今季、特任記者の目から見た成長とは――。

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「準備は失敗しないので」

 大激戦のパ・リーグを制し、見事に連覇を達成した小久保ホークス。その中で、今シーズンも開幕から様々なケースで起用をされ続けたオールラウンドプレーヤーこそ、川瀬晃だ。今回は「準備」にかける強い思いと「試合を読む力」について迫った。

 今シーズンは102試合に出場し、そのうち48試合でスタメンに名を連ねた。打順で見ると1、2、6、7、9番で起用され、守っても内野の全ポジションを守った(途中出場を含む)。途中出場の54試合に目を移すと、その起用法は代打で14試合、代走11試合、守備固めは29試合。この数字からも分かる通り、幅広い起用に応え、リーグ連覇に貢献した。

 川瀬の最大の武器は「器用さ」だ。打順や試合状況に合わせた打撃、内野を全て守れる守備力、そして一瞬の隙も見逃さない走塁。どの監督でも欲しがるであろうオールラウンドプレーヤーである。

 途中出場といっても、チーム状況や試合展開、相手投手などによって様々な役割が求められる、とてつもなく難しい立場だ。このような役割を担う川瀬にとって最も難しく、また最も大切なことが「準備」なのだ。

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この先で分かる3つのこと

・川瀬が語る「準備は失敗しない」真意
・小久保監督が明かす「阿吽の呼吸」秘話
・逆転劇を生んだ「必然のサヨナラ打」

「隙が生まれる」…スタメンのつもりで球場入り

イニング間やベンチの空きスペースでアップする理由

(むなかったん・あらた)