あえて伝え続ける「クビの怖さ」 野球人生の“最終地点”…発足3年、4軍の現実

  • 記者:竹村岳
    2025.09.18
  • 1軍
北九州下関フェニックス戦に臨んだ大越基4軍監督【写真:竹村岳】
北九州下関フェニックス戦に臨んだ大越基4軍監督【写真:竹村岳】

4軍戦の日程が一区切り…大越&斉藤和監督が語った現状

 答えを探す道のりは、3年目を終えようとしている。ここにいる選手のほとんどが、その努力が報われることなくチームを去る。4軍とは、どうあるべきなのか――。大越基4軍監督と、斉藤和巳3軍監督の言葉から現状に迫る。

 ホークス4軍は13日、14日に北九州下関フェニックスとの交流戦を行い、連勝を飾った。左肩の手術から復帰したばかりの正木智也外野手や、高卒1年目のルーキー・石見颯真内野手らが出場。一方で重松凱人外野手や西尾歩真内野手ら、スタメンには多くの育成選手が名を連ねた。現時点で予定されている4軍戦はなく、試合日程としてもこれで一区切り。7月末に支配下登録の期限を終えて、3桁を背負う若鷹はすでに2026年に向けて動き始めている。

 2023年からNPB初の4軍制を導入したホークス。関東や四国、韓国に遠征する3軍とは違い、体力強化が主な目的だ。今季は5月以降に16試合の4軍戦が行われた。位置付けはあくまでも「非公式戦」。それぞれが自身のレベルアップをモチベーションとする中、若鷹たちはどんな1年を過ごしてきたのか。「こちらが足を引っ張らないようにしていました」と、大越監督が口を開いた。

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この先で分かる3つのこと

・大越監督が若鷹へ送る、「秘めたメッセージ」
・斉藤和巳監督が育成選手に求める「本当の覚悟」
・ホークス4軍が探す「育成の正解」のヒント

最優先するべきなのは勝利ではなく育成

斉藤和巳3軍監督【写真:竹村岳】
斉藤和巳3軍監督【写真:竹村岳】

若鷹に伝えているのは「自分の時間を作りなさい」

(竹村岳 / Gaku Takemura)