最短復帰のはずが1か月超え 大山凌が抱く“投げたがり”の葛藤…感覚が「追いつかない」

  • 記者:竹村岳
    2025.09.10
  • 1軍
中日戦に登板した大山凌【写真:竹村岳】
中日戦に登板した大山凌【写真:竹村岳】

8月3日に登録抹消…最短復帰のはずが1か月以上の調整に

 落ち着いた口調で現在地を語った。プロ2年目であらためて“壁”にぶち当たっている。「自分を信じてあげてもいいんじゃないかなと思いますけどね」。偽りのない本音を吐露したのは、大山凌投手だ。

 今季はオープン戦から結果を残し、開幕1軍入りを果たした。26試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.35。ロングリリーフの役割をこなしながら、ブルペンに自分だけの居場所を作り始めていた。8月3日に登録抹消とはなったものの、小久保裕紀監督は「絶対に必要な戦力なので。こっち(1軍)で復調を待つというよりは、投げられる状態にしてほしい」。あくまでも前向きな意味で時間を与えたことを強調していた。

 最短復帰を目指していたが、再調整から1か月以上が過ぎた。9日にはウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)に登板したが、被弾を含む1回5失点。4安打2四球と、思うようにコントロールすることができなかった。大山の身に何が起きているのか。近況を打ち明けた。

1軍で26試合に登板しながらも…胸中は焦っていた

中日戦に登板した大山凌【写真:竹村岳】
中日戦に登板した大山凌【写真:竹村岳】

大山自身も認める“一番綺麗な投げ方”をしていた時

(竹村岳 / Gaku Takemura)