大津亮介に「俺が責任取る」 試合中に海野がした“お願い”…意図が共鳴した3球勝負

  • 記者:飯田航平
    2025.09.06
  • 1軍
楽天戦に先発した大津亮介【写真:小林靖】
楽天戦に先発した大津亮介【写真:小林靖】

ピンチで選択した内角への3球勝負

 バッテリーの思いが共鳴した会心の見逃し三振に、思わず拳を握った。5日の楽天戦(みずほPayPayドーム)、先発の大津亮介投手が7回無失点の好投で今季4勝目をマークした。相手打線に7安打を許したものの、要所を締める粘り強い投球。打線の大量援護があった中でも、1点も許さないという気迫がマウンドから伝わってきた。

 そんな中で、特に目を引いたのが6回だ。2本の安打を許して迎えた2死一、二塁のピンチ。一発のあるフランコを2球で追い込むと、海野隆司捕手は迷わず内角にミットを構えた。最後はインコースへのツーシームで見逃し三振。右腕は雄叫びをあげ、力強いガッツポーズを見せた。

 点差はあったものの、どんな展開であっても失点を許したくないのが投手心理だ。なぜバッテリーは、このピンチで大胆不敵に3球勝負を選択できたのか。そこには大津と海野だけが共有していた確固たる「狙い」が存在していた――。

ガッツポーズを見せた大津【写真:小林靖】
ガッツポーズを見せた大津【写真:小林靖】

1球に込められた“明日への布石”

(飯田航平 / Kohei Iida)