代打直前に中村晃が漏らした“弱音” 今宮健太は「絶対打つ」…2人だけの特別な関係

今宮健太と中村晃【写真:小林靖】
今宮健太と中村晃【写真:小林靖】

ベテラン2人でお立ち台、今宮は「最終的に勝てばいい」

 勝負の9月、ベテランの力がやはり頼りになる。「絶対に打つと思いました」。盟友に寄せる信頼は絶大だ。ヒーローインタビューに選ばれた中村晃外野手と今宮健太内野手は、互いの働きを称え合った。

 2日のオリックス戦(みずほPayPayドーム)でチームは逆転勝利を収めた。相手先発の宮城に苦しめられていたが、リードを奪ったのは同点の8回だ。2死三塁で打席に立った今宮が左前に適時打を放ち、試合を決めた。「内容とかどうでもいいです。残りも少なくなってきているので。結果的にヒットになって、最終的に勝てばそれでいいです」。そう言ってチームリーダーは汗を拭った。

 試合を振り出しに戻したのは、中村のバットだった。1点を追う7回1死三塁から代打で登場。大歓声に包まれながら、宮城との勝負に挑んだ。「お客さんが雰囲気を作って、相手にプレッシャーをかけてくれた。そういうのもあって打てたと思います」。ベテランの存在感が際立った一戦。中村は打席に向かう直前、“弱音”を口にしていた――。2歳年下の背番号6は、こう明かした。

宮城との通算成績は…2度の空振りから放った同点打

緊張は「若い選手たちと同じくらいします」

(竹村岳 / Gaku Takemura)