失意の石塚綜一郎に寄り添った2人の存在 「引退するまで…」伝えたプロで必要なこと

  • 記者:川村虎大
    2025.07.13
  • 1軍
走塁死した石塚綜一郎【写真:古川剛伊】
走塁死した石塚綜一郎【写真:古川剛伊】

11日の楽天戦で痛恨の走塁死を喫した石塚

 肩を落とす若鷹に寄り添ったのは、プロを知る2人だった。「引退するまで心に留めてやっていけ」。失意の底にいた石塚綜一郎捕手に、大西崇之外野守備走塁兼作戦コーチと本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチがかけた言葉は、決して慰めではなかった。この世界で長く生き残るために必要な金言だった。

 11日の楽天戦(楽天モバイルパーク)、2点を追う3回1死二塁だ。二塁走者だった石塚は定位置への中直で三塁を狙った。中堅は強肩の辰己であえなくアウトに。小久保裕紀監督は「誰が見てもそうです。無理するところじゃなかった。感性を磨いてほしいですね」「打てない時にボーンヘッドがあったら勝てない」と厳しい言葉で指摘した。

 試合後、石塚は大西コーチと話し込みながら球場を後にした。意気消沈する24歳に対して、2人のコーチが口を揃えてかけた言葉とは――。

ベンチから戦況を見守る石塚綜一郎【写真:古川剛伊】
ベンチから戦況を見守る石塚綜一郎【写真:古川剛伊】

大西コーチの言葉「1番石塚が反省せなあかんのは…」

(川村虎大 / Kodai Kawamura)