「誰が9回いくの?」…察知していた選手たち 杉山一樹登板の背景、ブルペンの“異変”

  • 記者:飯田航平
    2025.06.11
  • 1軍
9回に登板した杉山一樹【写真:古川剛伊】
9回に登板した杉山一樹【写真:古川剛伊】

9回のマウンドには“背番号40”

 10日の巨人戦(みずほPayPayドーム)、3点リードで迎えた勝利目前の9回。セーブシチュエーションでマウンドに上がったのは、守護神のロベルト・オスナ投手ではなく杉山一樹投手だった。“大役”を任された背番号40は巨人打線を難なく3者凡退に打ち取る投球で、チームの勝利に貢献した。

 試合後、小久保裕紀監督は「前にオスナがやられた時(6日のヤクルト戦)、いったんクローザーを外れるという話はしました。今は決めていないです。きょうはたまたま杉山でしたけど」と説明。守護神を固定せず、流動的に起用していく方針を明かした。そんな事情があった中で、この日のブルペンでは何が起こり、なぜ杉山が9回を託されることになったのだろうか――。当事者たちがその緊迫の瞬間を明かす。

明らかだったオスナの起用法

6日のヤクルト戦で同点弾を浴びたロベルト・オスナ【写真:古川剛伊】
6日のヤクルト戦で同点弾を浴びたロベルト・オスナ【写真:古川剛伊】

「今に始まったことじゃない」…浸透する首脳陣の考え

(飯田航平 / Kohei Iida)