サヨナラ打に笑顔なし…牧原大成が押し殺した感情 盟友・中村晃が絶賛した姿

サヨナラ打を放った牧原大成【写真:古川剛伊】
サヨナラ打を放った牧原大成【写真:古川剛伊】

歓喜の輪でもみくちゃにされても笑わなかった

 ピンク色に染まった本拠地のど真ん中。ファンを歓喜へと導いた男に、笑顔はなかった。笑ってはいけない。そう感じているようにさえ見えた。ソフトバンクは18日、楽天戦(みずほPayPayドーム)に2-1でサヨナラ勝利。延長12回1死満塁、試合を決めたのは牧原大成内野手だった。押し殺した感情、そして盟友でもある中村晃外野手が絶賛した姿とは――。

 先発の上沢直之投手が8回無失点の好投。打線は5回に犠飛で奪った1点を守り抜き、9回に突入した。しかしロベルト・オスナ投手が同点とされ、試合は延長戦へ。負けはなくなった12回、2四球と死球で満塁として牧原大だ。西垣が投じた初球のフォークを振り抜くと、打球は右前に弾んで決着。「やられている球でくると思ったので、それだけ狙っていきました。とりあえず思いっきり仕掛ける、気持ちだけ。あとは運に任せました」と汗を拭った。

【劇的に5割復帰!!!】牧原大成『熱い大声援に一振りで応えた!延長12回 歓喜のサヨナラ打で決着!』【動画:パーソル パリーグTV】

 二塁周辺で、歓喜の輪ができた。牧原大は、ただ拳を高く突き上げるだけ。チームメートの方が笑い、勝利を喜んでいた。なぜ笑顔がなかったのか。その理由も、背番号8らしかった。

ピンクフルデーでビジョンに映る「チームメートの推しポイント」

中村晃の「チームメートへの推しポイント」【写真:古川剛伊】
中村晃の「チームメートへの推しポイント」【写真:古川剛伊】

(竹村岳 / Gaku Takemura)