自分の価値「自分で下げていた」 三盗失敗の翌日…野村勇が救われた小久保監督の言葉

  • 記者:竹村岳
    2025.05.05
  • 1軍
2号ソロを放った野村勇【写真:古川剛伊】
2号ソロを放った野村勇【写真:古川剛伊】

2号ソロの感触は自画自賛「完璧でしたね」

 自主トレをともにした師の存在、そして小久保裕紀監督の言葉に背中を押された。失敗をしてしまい、うつむくような姿はもうない。プロ野球選手として、どんどんたくましくなっているところだ。ソフトバンクは4日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)に5-3で勝利。一時勝ち越しとなる2号ソロを放ったのが、野村勇内野手だった。

 同点の5回無死。登板したばかりの2番手右腕・木村の初球を振り抜いた。左翼ポール際への着弾を見送り、ようやく表情が緩む。「迷いなくいきました。高く浮いたやつは全部いったろうと思っていました。完璧でしたね」と感触は十分だった。ここまで17試合に出場して打率.389、2本塁打。課題だった確実性も向上し、遊撃のスタメンを掴み続けている。

 痛恨すぎる失敗も経験した。1日の日本ハム戦、1点を追いかける8回2死一、二塁。二走だった野村は三盗を仕掛けたが、動きに気づかれてタッチアウトに。「絶対にアウトになってはいけない場面」でチャンスを潰してしまった。連敗を止められず、一夜が明けた翌2日。練習前に、小久保監督から声をかけられた。

1日の日本ハム戦で盗塁死…映像を見返して感じたこと

1日の日本ハム戦で三盗に失敗した野村勇【写真:古川剛伊】
1日の日本ハム戦で三盗に失敗した野村勇【写真:古川剛伊】

今宮健太からは何度も「今年やらなクビやぞ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)