直球ゴリ押しがなぜ「ナイスリード」? 松本裕樹と首脳陣が絶賛した海野隆司の“確信”

  • 記者:竹村岳
    2025.04.16
  • 1軍
楽天戦の8回に登板した松本裕樹投手【写真:荒川祐史】
楽天戦の8回に登板した松本裕樹投手【写真:荒川祐史】

海野も「めちゃくちゃいいボールでした」

「ナイスリードでした」と、率直な言葉が出てきた。ビジョンを擦り合わせて、奪った1アウトだ。ソフトバンクは15日、楽天戦(みずほPayPayドーム)に1-2で敗れた。接戦を落として連勝は止まったものの、光ったのが松本裕樹投手の投球だ。海野隆司捕手と合わせた“呼吸”に深く迫っていく。

 1点を追う展開の中、7回に廣瀬隆太内野手の適時二塁打で同点とした。8回、マウンドに上がった松本裕。2死一塁という状況で、本塁打も放っていた浅村を迎えた。初球、一走・小深田に二盗を決められると、すぐさま倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)がマウンドへ。申告敬遠で、次打者・阿部との勝負を選択した。

 150キロ、150キロ、151キロ。直球で押しながら追い込むと、最後も154キロで空振り三振だ。昨年9月から右肩痛に悩まされた松本裕だが、2025年最速となった一球。「出すべきところで出たのはよかったです」と頷いた。申告敬遠も交えてピンチは広がったものの、ベンチや海野とどんな意思疎通をしていたのか。

小深田に二盗を決められマウンドに集まるナイン【写真:荒川祐史】
小深田に二盗を決められマウンドに集まるナイン【写真:荒川祐史】

高谷裕亮コーチが絶賛…“含み”を持たせた言い方とは

8回のピンチをしのいでハイタッチする高谷裕亮バッテリーコーチ【写真:荒川祐史】
8回のピンチをしのいでハイタッチする高谷裕亮バッテリーコーチ【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)