涙でぼやける視界…城島健司が号泣 “勝負師”王貞治が笑った、覚悟の契約最終年

  • 記者:竹村岳
    2025.03.29
  • 1軍
OB戦の城島健司氏【写真:冨田成美】
OB戦の城島健司氏【写真:冨田成美】

1999年ダイエー初優勝…「涙が溢れてきてですね」

 かつての仲間が集まれば、自然と昔話に花が咲いた。福岡に歴史を刻んだ、ダイエー初優勝の思い出だ。「王さんが笑ったんですよ」。城島健司CBOが、懐かしそうに振り返る。

 別府大付高から1994年のドラフト1位でホークスに入団した。王貞治球団会長も、翌1995年からダイエーの監督に就任。1年目から自分を育ててもらい、“師弟”として絆を深め合ってきた。「長い王さんの歴史の中でも、物を投げられたのは僕だけですよ」。忘れられないのは、1999年。優勝を決めた9月25日だ。日本ハムを相手にリードを奪い、いよいよ9回を迎えた。待望の瞬間まで、あとアウト1つ。大好きな“王さん”が、微笑んでいた。

城島健司に「時間がなかった」という理由は?

OB戦の城島健司氏【写真:冨田成美】
OB戦の城島健司氏【写真:冨田成美】

優勝マジックが減るにつれ…異様だった福岡の町

(竹村岳 / Gaku Takemura)