負傷交代後…栗原陵矢へ送ったLINE 周東佑京だからわかる、必死に飛球を追った意味

栗原陵矢(左)、周東佑京【写真:竹村岳】
栗原陵矢(左)、周東佑京【写真:竹村岳】

OP戦での負傷「『無理するところじゃない』と思われるかもしれないけど…」

 自らの身を省みることなくプレーした盟友の気持ちが、誰よりも理解できた。「そこで手を抜く選手は試合には出られないです」。12日の巨人戦(みずほPayPayドーム)で一時同点となる適時打を放ったのが、周東佑京内野手だった。選手会長は、右脇腹を痛めて別メニュー調整となった栗原陵矢内野手について言及。選手としての“本能”を代弁した。

 心配無用と思えるほど、鋭いスイングだった。1点ビハインドの2回2死二塁。周東の右翼線への適時二塁打で試合を振り出しに戻した。9日のロッテ戦(ZOZOマリン)では左中間の打球を追いかけ、左翼の正木智也外野手と交錯。途中交代するなど状態が心配されたが、「10分後には(痛みは)引いていました」という。3日ぶりの出場を終えて「何もなくてホッとしています」と、胸を撫で下ろした。

 11日の巨人戦(長崎)では、栗原が飛球を追いかけて三塁ファウルゾーンのフェンスに激突。“古傷”でもある左膝の状態が心配されたが、痛めたのは右脇腹だった。周東は試合には帯同せず、本拠地での残留練習に参加していた。盟友のプレーをどのように見つめていたのか。「ちょうど映像で見ていましたよ」。語ったのは、1人の選手としての“本音”だった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)