捨てた正捕手奪取の“欲”「必死にやれと思われるだろうけど…」 嶺井博希が語った信念

  • 記者:長濱幸治
    2025.03.09
  • 1軍
嶺井博希【写真:冨田成美】
嶺井博希【写真:冨田成美】

FA移籍3年目…イメージを変えた春季キャンプでの会話

 自身の立ち位置がどうであれ、一切手を抜かず練習に取り組む姿。そして、謙虚すぎるほどの言動。それが嶺井博希捕手にこれまで抱いていたイメージだった。ホークスにFA移籍して3年目の今季、春季キャンプ中に交わした会話がその印象をがらりと変えた。

 2025年シーズン、ホークスファンにとって最大の関心事は“ポスト甲斐争い”だろう。巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手の「後継者」や「後釜」という表現を見るたびに、感じることがあった。甲斐よりも1学年上の嶺井はどのような思いで今季に臨んでいるのだろうか――。本人にありのまま疑問をぶつけてみた。

「自分はできることを毎日100%やっていくだけなので。争いとは言われますけど、争いだろうが何だろうが自分はできることをやるしかできないので。なので、あまり欲しいコメントは出てこないと思います」。そう口にした嶺井へさらに質問をぶつけた。「正捕手になりたいという“欲”はない?」。この問いに対して明かしてくれたのは、これまで知らなかった嶺井の本心だった。

ホークスにFA移籍して3年目を迎えた【写真:冨田成美】
ホークスにFA移籍して3年目を迎えた【写真:冨田成美】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)