インタビューに乱入…海野が撮影、正木の“完全な素” 自画自賛「天才的なカメラセンス」

正木は海野を「余裕でナメてるでしょ。余裕で。めちゃくちゃナメてます(笑)」
鷹フルのカメラマン・冨田成美が“撮影者目線”で選手の素顔に迫る2025年新企画「鷹フルカメラの撮っておき」(不定期掲載)。今回はインタビュー取材中の“ハプニング”がきっかけで判明した、ある選手の「明らかになった才能」について、詳しく話を聞いてみました。
今春キャンプで鷹フルは、選手たちがトークをつなぐ「リレーインタビュー」を実施しました。その番外編として、正木智也外野手への取材を2月末に実施。鷹フル記者の質問に真剣な表情で答えていた正木選手でしたが、ふと満面の笑みを浮かべるシーンがありました。視線の先を追うと……突然現れた海野隆司捕手の姿がありました。
インタビューを行っていた部屋のすぐ隣に、たまたまいた海野選手。私が撮影している姿を見つけると、カメラを貸してほしそうな目で近づいてきました。選手が選手を撮影するなんて貴重な機会ということもあり、すぐさまカメラを手渡し、「ここでピントを合わせて、このボタンを押したら撮れます」と少しだけレクチャーしました。最初は少しおどけた表情を見せていた海野選手でしたが、何度かシャッターを切ると、レンズをのぞく「目」に変化が……。
“海野カメラマン”渾身の一枚。出来栄えはいかに。

(冨田成美 / Narumi Tomita)