「1軍置いとかへんぞ」 響いた小久保監督の言葉…首脳陣“緊急ミーティング”の意味

“緊急ミーティング”で檄を飛ばした小久保裕紀監督【写真:冨田成美】
“緊急ミーティング”で檄を飛ばした小久保裕紀監督【写真:冨田成美】

26日の韓国ロッテ戦で敗戦…指揮官も「争いをしているように見えない」

 厳しさも、本音も詰まった叱咤激励だった。対外試合が解禁され、本格的な競争がスタートした中で開かれた“緊急ミーティング”。選手を集め、檄を飛ばした小久保裕紀監督の思いに迫った。

 今春キャンプでは、球団として初めてS組制度を導入した。レギュラークラスには調整を一任することで、首脳陣は若手選手を見る時間が多くなる。収穫も課題も、しっかりと見極めながら2月を過ごしてきた。26日、韓国ロッテとの練習試合に1-6で敗戦。指揮官も「3月4日(のヤクルトとのオープン戦)からS組、主力が戻ってくる。とても争いをしているようには見えないね、残念ながら」と首をかしげた。これまで“評価”については多くを語ってこなかったが、開幕1軍についても初めて具体的に言及した。

「開幕1軍はシミュレーションしていますけど、(ジーター・)ダウンズを抜いて、あとキャッチャーが何人入るのかわからないんですけど。(ダウンズを抜いた)野手では、今日いたメンバーで多くて4人。キャッチャーを3人(1軍に)入れるなら、3人しか入れないです」

 翌27日、斗山ベアーズとの練習試合には9-0で大勝した。若手のアピール合戦が続く中、小久保監督の声が聞こえたのは、この日の帰り際だった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)