「“いい人”じゃ生きていけない」 板東湧梧が激白…本気で語る“わがまま”の真意

  • 記者:竹村岳
    2025.02.11
  • 1軍
投球練習に励む板東湧梧【写真:竹村岳】
投球練習に励む板東湧梧【写真:竹村岳】

春季キャンプがスタート…ブルペン投球を繰り返すも「いいわけではないです」

“いい人”であることを、やめる。プロの世界で生き残るために、目いっぱいの決意を固めている。「自分にわがままに」と話すのは、板東湧梧投手だ。

 2月1日から春季キャンプが始まった。昨年1軍登板のなかった板東はB組スタートとなり、第1クールから精力的にブルペン入り。1月には大阪で、神経学について知識を深めて再起のヒントを探してきた。“球春”は選手にとってもユニホームを着始める時期であり、自主トレで培ってきたことを“答え合わせ”するタイミングだ。現状の感覚については「ちょっとずつという感じ。めちゃくちゃいいわけではないです」と試行錯誤を重ねている。

 昨年限りで現役を引退した和田毅氏が「球団統括本部付アドバイザー」としてキャンプ地を訪れていた。第1クール、全体練習が終わった後の個別の時間。自主トレをともにした和田氏と板東が、2人きりでブルペンにいた。長時間、ネットスローなどを繰り返して、打開策を探した。別の日には倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)と数十分、話し込む姿もあった。

 周囲がこれだけ気にかけてくれる。まだまだ板東に期待している証だと思い、本人に胸中を聞くと意外な答えが返ってきた。それが「自分にわがままに」だった――。

和田毅氏と話す板東湧梧(奥)【写真:竹村岳】
和田毅氏と話す板東湧梧(奥)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)