甲斐拓也に「お前は世界一」 名前だけで抑止力…投手陣の“責任者”が語った移籍の影響

  • 記者:竹村岳
    2025.02.06
  • 1軍
巨人・甲斐拓也【写真:小林靖】
巨人・甲斐拓也【写真:小林靖】

倉野信次コーチ単独インタビュー第2弾…甲斐拓也の移籍は投手陣にどう影響する?

 鷹フルは、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)の単独インタビューを行いました。第2回のテーマは、甲斐拓也捕手の存在です。正捕手として長らく君臨してきた背番号19の移籍は、投手陣を引っ張っていく上でどのような影響を与えるのか? 倉野コーチが伝えた言葉、そして「かなり大きい」という要因に迫っていきます。

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 2024年、ホークスはリーグ優勝に輝いた。課題とされていた投手力は大幅に改善され、チーム防御率2.53、失点「390」、被安打「980」など多くの成績がリーグ最少だった。倉野コーチも「先の先までしっかりとシミュレーションをして、いろんなことに対応できた」と、手ごたえを口にする。2022年から2年間、米国でコーチとして修行を積んだが、いきなり効果は数字となって表れた。


単独インタビューに応じた倉野信次コーチ【写真:冨田成美】

 チーム成績の中でも、暴投「18」に注目したい。これもリーグトップで、2位はオリックスの「22」。6位はロッテの「43」だった。投手の制球力はもちろん、捕手のブロッキング能力に比例するであろう数字。投手と捕手の共同作業で、バッテリーミスを減らしてきた1年でもあった。

 甲斐は昨シーズン、119試合に出場。ゴールデン・グラブ賞も7度受賞するなど、ホークスを支えてきた。国内FA権を行使して、今春のキャンプからは巨人のユニホームに袖を通している。正捕手の移籍は、投手陣にどんな影響をもたらすのか。倉野コーチは「かなり大きいですよ……」と、少し渋い表情で語り出す。

(竹村岳 / Gaku Takemura)