“生のデータ”で明らかにする周東佑京「実際の速さ」 2位に大差…衝撃記録「81回」

ソフトバンク・周東佑京【写真:小池義弘】
ソフトバンク・周東佑京【写真:小池義弘】

象徴的だったのは4月7日の楽天戦…3回無死一塁でのシーン

 周東佑京内野手の俊足ぶりは、野球ファンなら誰もが知るところだろう。今季も両リーグ最多の41盗塁を記録し、自身3度目のタイトルを獲得。客観的なデータからもスピードスターの実力はわかるが、実際にどれほど速いのか、スピードそのものを実感することはできない。盗塁が多いほど足が速いという単純な図式ではないからだ。

 今回はスピードをより直感的に感じられる“生のデータ”で、たぐいまれなる快足を検証していく。数値を見ていくと、今季選手会長に就任した周東が「足」でリーダーシップを体現していた様子が浮かび上がってきた。

 ここで取り扱う“生のデータ”は、打者が打ってから一塁を駆け抜けるまでの「一塁到達タイム」だ。DELTAでは、NPB映像で取得できる全プレーを対象に一塁到達タイムを集計しており、目安としては右打者であれば4.2秒、左打者であれば4.0秒を切れば俊足の部類といえる。この数値から周東のスピードを見ていきたい。

膝の痛みを抱えながらも続けた全力疾走 にじむチームリーダーの自覚

DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する「1.02 Essence of Baseball」の運営、メールマガジン「1.02 Weekly Report」などを通じ野球界への提言を行っている。(https://1point02.jp/)も運営する。, (鷹フル編集部)