ホークスでも流行「地面師たち」 選手が言いたい“決めゼリフ”「周東さんも山川さんも…」

ソフトバンク・石川柊太(左)と杉山一樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・石川柊太(左)と杉山一樹【写真:荒川祐史】

石川柊太&杉山一樹に聞いてみた…「面白いですよね。何周かしましたよ」

「地面師たち」とは、新庄耕さんの原作をもとに、7月25日からNetflixで配信開始されたドラマです。綾野剛さん、豊川悦司さんら豪華俳優陣が、不動産詐欺グループ「地面師」となり、100億円規模の大犯罪を目論むストーリー。世間でも大流行している作品を、ホークスの選手たちも手に汗握って見たそうです。石川柊太投手と、杉山一樹投手にお話を聞きました。絶対に言いたい“決めゼリフ”があるんだとか……。

石川柊太投手

――感想を教えてください。
「面白いですよね。何周かしましたよ、ところどころ」

――普段からドラマとか見るんですか?
「がっつり見ることは少ないですかね。『地面師たち』を見て、ピンチの場面でストレートで3球三振を取ったとするじゃないですか。抑えた日には、あの三振がってもし(質問されて)答える場面があれば『もっともフィジカルで、もっともプリミティブで、もっともフェティッシュに行かせてもらいました』って言おうと晴(松本)と話しているんですけど、なかなかないですね。ストレートの3球三振っていうのは(笑)」

――なぜ見ることになったんですか? 誰かの影響ですか?
「きっかけは覚えていないんですけど」

――好きなシーンはどこですか?
「僕さっきも飛行機で見ていたんですよね。どこだろう……。全部いいシーンなのでね。交渉の場面ですかね。アドリブ感とかも好きですし、皆さん演技がすごいじゃないですか。それぞれの演技が良くて、引き込まれてしまいましたね。やっぱりハリソンですかね」

――ちなみに、100億円あったら何がしたいですか?
「ひとまず家を建てたいですね」

――どう使っても余りそうですよね。
「余ったお金も、どう使うかですよね。それこそ不動産を買う、とか(笑)」

(自ら)
「僕が好きなのは交渉のシーンですかね。緊張感も伝わってきますし。僕も勝負の世界にいるからっていうのもあるかもしれないですけど、動揺したら、変なところを見せられない感じがいいです」

――野球をやっていて「もうええでしょ」って思うことありますか?
「ファウル(で粘られる時)じゃないですか(笑)。その時くらいです。ヒットも打たれたくないし、四球も嫌だから。打たれたくないから、こっちも食い下がるじゃないですか。『もうええでしょ』ってなりますね」

――他に「地面師たち」を見た人はいますか?
「杉山がもっともフィジカルなタイプなので、杉山とも話はしますね」

――投手陣で流行っているんですか?
「流行っているわけではない。見た上で『もうええでしょ』とかって、話題になっているだけですね」

ソフトバンク・杉山一樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:荒川祐史】

杉山一樹投手

――「地面師たち」を見た、と聞きました。
「もっともフィジカルで……(笑)。でも面白かったですね。僕結構Netflixは見るんです。年に1回くらいじゃないですか、めっちゃ面白いドラマって。『VIVANT』見ましたか? 去年は『VIVANT』が一番面白かったです。他にも色々あって、今年は面白かったです」

――好きなシーンはありますか?
「『もっともフィジカルで……』のところですね(笑)」

――石川投手もそこを挙げていたんですが、なぜなんでしょう?
「なんなんですかね?」

――「地面師たち」はどういう経緯で見た?
「トップ10とかに入っていたので、それで。他のみんなも見ていましたし」

――他に見ている選手は?
「藤井さんも見ていましたかね? 藤井さんから教えてもらった気がします」

――100億あったら何がしたいですか?
「島を買いたいですね。買えるかわからないですけど。バカでかい土地を買いたいですね。自分だけの遊園地を作ってみたり」

「でも続編がある感じしますよね」

――ちなみに、野手で見ていると聞いた選手はいますか?
「周東さんとか、山川さんも。みんな見ていましたよ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)