周東佑京が語る「責任」…背中に死球も「甘えてはいけない」 途中交代を即答で否定した理由

  • 記者:竹村岳
    2024.07.03
  • 1軍
死球を受けうずくまるソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
死球を受けうずくまるソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

6月28日の日本ハム戦で死球を受けた今宮健太…復帰戦で明かした状態と胸中

 自分自身もレギュラーへの道を歩んでいるところだから、絶対にチャンスは手放したくなかった。「甘えてはいけないです」。ソフトバンクは2日、西武戦(東京ドーム)に3-2で勝利した。ショッキングなシーンだったのが、3回だ。周東佑京内野手が、背中に死球を受けた。かすめていくようなものではなく、ボールはしっかりと直撃した。ファンやナインから見ても心配に思えるシーンだったが、明かしたのはスタメンで出るという責任感だった。3試合ぶりに復帰した今宮健太内野手とともに、2人の心境に迫る。

 西武・先発は羽田慎之介投手。八王子学園八王子高からドラフト4位で入団した3年目の左腕だ。立ち上がりからボールは散らばっており、捕手の頭上を越えてバックネットに向かっていく投球もあった。試合後に小久保裕紀監督も「荒れ球の投手で怪我人がちょっと怖かったんですけど」と振り返った中、周東が打席に立ったのは3回無死一塁だった。

 1ボールからの2球目、直球が背中に直撃した。羽田も帽子を取って頭を下げる。周東は打席を飛び出してしゃがみ込み、球団のトレーナーもすぐさま駆け寄ってきた。3打数1安打でフル出場し、中堅守備もそつなくこなしていた。試合後も「全然大丈夫です、痛いけど」と語る。途中交代の選択肢はなかったのか、と問われると力強く即答した。

(竹村岳 / Gaku Takemura)