「あそこを読めた」 同点&V打を呼んだ今宮の“周りを見る目”…柳田不在で際立った存在感

ソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】
ソフトバンク・今宮健太【写真:竹村岳】

7回1死一塁から一塁線にセーフティバント…なかなか見ないヘッスラの理由

 大黒柱が抜けても、変わらない思いで戦っている。ソフトバンクは4日の中日戦(バンテリンドーム)に3-2で逆転勝利した。小久保裕紀監督は「そこに尽きる」と、2点にしのいだ投手陣に目を細める。打線も、追いかける形になった中で、強力な中日リリーフ陣から2点を奪った。起点となったのが、今宮健太内野手だ。

 1点を追いかける展開で、7回に突入した。マウンドの清水は、試合前の時点で23試合に登板して防御率0.41。1死から柳町達外野手が左前打で出塁する。ベンチもすかさず代走を送った。今宮が打席に入ると、1ボールからの2球目。スッとバットを寝かせると、一塁線に転がした。一塁にヘッドスライディングで飛び込むと、ファーストの中田の失策も呼んで二、三塁にチャンスを広げた。

 栗原陵矢内野手は空振り三振に倒れたが、最後は中日バッテリーの暴投で緒方が同点のホームを踏んだ。今宮のセーフティバントも、一塁へのヘッドスライディングも、なかなか見ないプレー。本人は、どんな狙いで実行に移したのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)