周東佑京に尋ねた“一瞬の会話” 窮地で中村晃が「信頼している」…劇的勝利を生んだ2人の呼吸

ソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

9回無死から右前打で出塁して二盗

 信頼が、貴重な1点を生み出した。ソフトバンクは19日、西武戦(みずほPayPayドーム)に2-1でサヨナラ勝ちした。近藤健介外野手の一打で決着した試合、同点のホームを踏んだのが周東佑京内野手だった。息詰まる投手戦の中で見せたのは、代打・中村晃外野手との高度なやり取り。二盗を仕掛けることも勇気がいる状況で、背中を押された言葉があった。

 相手先発・武内の前に、8回まで無得点に抑えられる。新人左腕はプロ初完封を目指して、9回もマウンドへ。打席に立ったのが周東だった。2球目の内角球を右前に落とすと、ホークスの首脳陣が代打に送ったのが中村晃だった。「中村晃で勝負をかけて逆転狙いでっていうので送り出した」と小久保監督。西武は守護神のアブレイユをマウンドに上げた。

「前のカードでも武内投手にはゼロに抑えられましたし、個人的にも打っていなかった。四球も期待できない投手なので、打って出るしかないと思っていました」と、待望の出塁を振り返る。武内からアブレイユ。投手交代の間に時間が生まれると、一走の周東もベンチに戻った。終盤で、周東という貴重なランナー。結果的に二盗を決めてチャンスを広げる直前、ベンチでの中村晃とのやり取りを明かす。

戦況を見つめる周東佑京(右から4人目)【写真:荒川祐史】
戦況を見つめる周東佑京(右から4人目)【写真:荒川祐史】
同点のホームを踏んだ周東佑京【写真:荒川祐史】
同点のホームを踏んだ周東佑京【写真:荒川祐史】

(竹村岳 / Gaku Takemura)