「あいつは絶対に遠慮する」 カッコ良すぎるサプライズ…東浜巨が語る重田広報の5年間

ソフトバンク・東浜巨(左)と重田倫明広報【写真提供:重田倫明広報】
ソフトバンク・東浜巨(左)と重田倫明広報【写真提供:重田倫明広報】

重田倫明広報との“絆”…初対面は2019年のリハビリ組「一緒にやっていた」

 第2の人生を歩み出した後輩を、温かい目で見守っている。ソフトバンクの東浜巨投手にとって、重田倫明広報は自主トレをともにした後輩。球団職員に転身した重田広報の姿を「今のところは、一番合っているんじゃないですか」と最大級の褒め言葉で表現した。昨年12月には、カッコよすぎる“サプライズ”もしてあげた。心を開いている2人だけの関係性。東浜いわく「(重田は)僕のことを“イージー”だって言っています」と、距離感を縮められた後輩だ。

 重田広報は2019年育成ドラフト3位で国士舘大から入団した。春季キャンプではA組に入るなど、憧れの2桁背番号は何度も掴みかけているように見えた。しかし、2023年はウエスタン・リーグで6試合登板、2勝1敗、防御率3.95と結果を残せず、オフに戦力外通告を受けた。5年間を振り返っても、多くの人々に「恵まれた」と感謝の思いしかない。お世話になった先輩の1人が東浜で、その存在を「師匠」とも表現する。

 東浜によると、初対面の記憶は2019年。東浜は同年6月に右肘の手術を受け、2人は同じ時期にリハビリ組を経験したという。「その時にあいつもリハビリにいて、一緒にやっていたんです」。2022年オフから自主トレを一緒に行うようになったが、その原点はリハビリ組での時間にあったそうだ。お互いに辛いはずの時間を過ごす中で、“先輩冥利”に尽きる嬉しい言葉だった。

ソフトバンク・重田倫明広報(右)と東浜巨【写真:竹村岳】
ソフトバンク・重田倫明広報(右)と東浜巨【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)