大興奮の中で見せた“神行動” 絶賛された松本裕樹の冷静さ…歓喜で何を思った?

  • 記者:竹村岳
    2024.05.10
  • 1軍
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】

7日の日本ハム戦でサヨナラ勝利…松本裕の行動をファン絶賛「人間性に惚れた」

 大興奮に包まれたからこそ、1人だけ取った冷静な行動が絶賛された。開幕から33試合を終え、首位を走っているソフトバンク。大きな原動力の1人が、10年目の松本裕樹投手だ。ここまで17試合に登板して0勝0敗、15ホールド、防御率0.55という圧倒的な成績。マウンドでも表情を崩さず、クールな松本裕が絶賛されたのが、5月7日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)だった。

 試合は同点のまま進んでいき、延長戦に突入。松本裕は延長10回に登板して、2つの内野ゴロ、最後はマルティネスを見逃し三振に取ってバトンを繋いだ。延長12回無死満塁から周東佑京内野手が放った犠飛でサヨナラ勝利。一塁ベースの近辺でナインが周東に集まっていく中で、松本裕はクロスプレーが行われた本塁近くにおり、捕手の伏見のマスクを拾って手渡していた。この行動が映像にも抜かれており、ファンからも「人間性に惚れた」「これがスポーツマンの鏡」と絶賛が相次いだ。

サヨナラ犠飛を放った周東佑京を迎えるソフトバンクナイン【写真:竹村岳】
サヨナラ犠飛を放った周東佑京を迎えるソフトバンクナイン【写真:竹村岳】
サヨナラ勝利の瞬間を待ち構えるソフトバンクナイン【写真:竹村岳】
サヨナラ勝利の瞬間を待ち構えるソフトバンクナイン【写真:竹村岳】

 勝利という結果、嬉しさに酔いしれるようなシーン。球場のボルテージも当然、一番高まった瞬間だった。なぜ松本裕だけが冷静に、相手選手へのリスペクトが伝わってくるような行動が取れたのか。

西武・金子侑司からボールを受け取る松本裕樹(右端)【写真:竹村岳】
西武・金子侑司からボールを受け取る松本裕樹(右端)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)