「苦しいよな、わかるわ」 板東湧梧が見つけた“幸せ”…苦境だから響いた椎野BPの言葉

  • 記者:竹村岳
    2024.04.16
  • 1軍
ソフトバンク・板東湧梧【写真:竹村岳】
ソフトバンク・板東湧梧【写真:竹村岳】

開幕ローテーションを掴めず…鷹フルに語った近況は「発見の毎日です」

 苦しかった時期から、少しずつ顔は前を向くようになってきた。同級生との会話で、噛み締めるべき“幸せ”を見つけたからだ。ソフトバンクの板東湧梧投手は開幕ローテーションから漏れ、ファームで調整を続けている。鷹フルの単独取材に「今は前を向いていますし、発見の毎日です」と現状を明かした。きっかけとなったのは、椎野新3軍打撃投手兼3軍スタッフとのやり取りだった。

 2023年は5勝を挙げたが、目標に掲げていた開幕ローテには入れず。今年こそは、と挑んだシーズンだった。オープン戦では3試合、8イニングを投げて無失点だったものの「結果は良かったんですけど、自分の中で納得のいく試合は1試合もなくて、このままでは厳しいと思っていました」。結果と感覚は比例していなかった。ウエスタン・リーグでの直近の登板は11日のオリックス戦(タマスタ筑後)で、7回無失点。「あの日は、内容はよかったですけど、まだ発展途上ですね」と足元を見つめる日々だ。

 椎野打撃投手との会話は今月5日。ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」の室内練習場だった。練習を終えた板東が引き上げようとすると、椎野打撃投手と顔を合わせて、会話が始まった。思うようにいかない今だからこそ、球友の言葉が心に響いた。

ソフトバンク・板東湧梧【写真:竹村岳】
ソフトバンク・板東湧梧【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)