古川侑利だから言えた「おめでとう」 支配下枠が埋まっても…3人に伝えた祝福の言葉

  • 記者:竹村岳
    2024.03.22
  • 1軍
ソフトバンク・古川侑利【写真:竹村岳】
ソフトバンク・古川侑利【写真:竹村岳】

日本ハム時代にも経験「育成→支配下」 驚きの形で新庄監督から知らさせた「マジすか!?」

 3人が同時に夢を叶えた。同じ立場の選手にとっては“椅子が埋まった”ことを意味する。ソフトバンクは緒方理貢外野手、仲田慶介内野手、川村友斗外野手を支配下登録した。62枠から3人が埋まり、65枠。あと5枠を奪い合うことになったのが、春季キャンプ中から好調を維持していた古川侑利投手だ。3枠が埋まったことに対して、率直な思いを鷹フルに打ち明けた。2桁を掴んだ3人に伝えたのは祝福の言葉だった。「おめでとう」――。

 古川は2022年オフに行われた現役ドラフトで日本ハムから加入した。昨シーズンは9試合に登板して防御率4.50だったが、ウエスタン・リーグでは34試合に登板して防御率1.43。体は元気であること、投手としての実力はまだまだ衰えていないことを示したシーズンだった。オフに戦力外通告を受け、再び育成契約を結んだ。まずは2桁を目指すことが、2024年の目標になった。

 春季キャンプではB組からスタートして、途中からA組に合流。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)も「一番アピールできたのは古川」と、首脳陣も評価を与えていた。しかし、オープン戦に入ると3試合に登板して防御率7.36。春季キャンプの開幕からA組入りを果たしていた仲田、川村、緒方の3人が支配下を掴む結果になった。首脳陣が「本番モード」と設定していた3月19日、このタイミングで支配下を掴めなかったことをどのように古川は受け止めたのか。

ソフトバンク・古川侑利(右)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・古川侑利(右)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)