記憶にないほどの不振…和田毅に起こっていた「おかしなこと」 海野&甲斐が証言する“兆し”

  • 記者:竹村岳
    2024.03.20
  • 1軍
阪神とのオープン戦に先発したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
阪神とのオープン戦に先発したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】

5回4失点も「内容は全然違う」…前回は阪神2軍戦で4回4失点

 ソフトバンクの和田毅投手が19日、阪神とのオープン戦(PayPayドーム)に先発した。5回4失点という結果を受け止めつつも「結果は良くないですけど、前回とは全然違うと、自分でも投げていてわかったので。ようやく“投げているな”っていう感覚」と表情は前向きだった。前に進んだという確かな証が、サインとなって体に表れていたからだ。海野隆司捕手、甲斐拓也捕手が感じた“兆し”とは――。

 初回は3者凡退。2回1死で佐藤輝に左越え二塁打を浴びたものの、ホームは踏ませなかった。3回から3イニング連続で失点し、5回90球。8安打、5三振という内容だった。「自分の投げている感覚、体の反応も、相手の打球も飛び方もそうですし、全然違います」と頷く。「内容は全然違う。前はね、誰でも打てるよねみたいな感じだったので」と、確実に前進していることを感じていた。

 前回登板は12日。春季教育リーグの阪神戦(タマスタ筑後)だった。井上広大外野手や豊田寛外野手ら、その時は2軍管轄だったメンバーに対して4回8安打4失点。最速は140キロにとどまり、直球ではなく変化球でかわすような投球内容。降板後も、「何も話せることはない。今のままでは無理だと感じています」と言うほどだった。1週間の中で何を変えながら調整してきたのか。

春季教育リーグの阪神戦に登板したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
春季教育リーグの阪神戦に登板したソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
ブルペンでネットスローするソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】
ブルペンでネットスローするソフトバンク・和田毅【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)