アメリカで知った「増田珠、戦力外」 刺激だった同い年の活躍…川村友斗が見た“夢を掴む瞬間”

  • 記者:竹村岳
    2024.03.11
  • 1軍
ヤクルト・増田珠(左)とソフトバンク・川村友斗【写真:竹村岳】
ヤクルト・増田珠(左)とソフトバンク・川村友斗【写真:竹村岳】

5日、6日のヤクルトとのOP戦で増田珠と再会…同級生の中心だった元気印

 自分を突き動かしてきてくれたのは、常に危機感だった。9日に行われたロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)で決勝の3ランを放ったのが、育成の川村友斗外野手だった。「昨日納得できる結果を出すことができなかったので、とにかく積極的に思い切ってスイングをと打席に入りました」と頷いて振り返る。

 7回1死一、二塁で打席へ。左腕の坂本と相対すると、1ストライクからの直球を振り切った。打球は放物線を描いて右中間に着弾。2月の春季キャンプ中、野手では仲田慶介内野手と緒方理貢内野手とともにA組で完走。限られた枠に入っていくためには結果を出すしかなかったが「最高の結果となって良かったです。とにかく結果でアピールしていきたいです」と笑顔でホームインした。

 2021年のドラフト会議で、育成2巡目指名を受けて仙台大からプロ入りした。昨季もオープン戦で本塁打を放つなどアピールしたが、支配下登録には至らず。「結果が出なかったら強制的にクビになっちゃう年」と、3年目の2024年を位置付けている。昨年11月上旬からは約1か月、プエルトリコのウインターリーグに参加。向かっていた道中で知ったのは、同級生の戦力外だった。

ソフトバンク・川村友斗(右から2人目)【写真:本人提供】
ソフトバンク・川村友斗(右から2人目)【写真:本人提供】

(竹村岳 / Gaku Takemura)